
「謎解き日本47!」の特徴
謎解きゲームをしながら基礎学力向上と疑似体験が楽しめる「謎解き日本47!」。株式会社StudyMateからリリースされたばかりのRPGです。
登場人物は4人です。
ある日、見知らぬ部屋に閉じ込められた眼鏡男子の春暁くん。
目の前に現れた謎のゲームマスターから「とある人物の推薦でゲーム実験の被験体に選ばれた。被験体(仲間)は3人。仲間と合流するように。」と指示されるところからゲームはスタートします。
娘はRPGゲーム初体験なので、「何?この文章?」と言いながら丁寧に読みすすめていました。
最初にゲームのレベルを選びます。
娘は初めてのRPGゲームだったこともあり、一番やさしいレベルからスタートしました。
このゲームは3つのレベルの謎解きで構成されています。
・小学生1年生〜3年生レベル
・小学生4年生〜6年生レベル
・中学生レベル
このゲームはオート機能で保存ができ、ゲームオーバーになっても振り出しに戻ることはありません。また、3つのレベルがありプレイヤーを変えてプレイできるので兄弟や親子間で異なるレベルの問題にチャレンジできます。
「どんな問題を解いているのかな?」とこっそり覗いてみると…小数の計算問題を解いていました。娘は算数が大好きなのでとっても楽しそう。苦手な社会の勉強はどうしても後回しにしてしまう娘ですが、大好きな算数やその他の教科もバランスよく組み込まれていて、苦手な社会の問題も解きすすめていました。
東京の場所や名所などがクイズとして出題されていて、関東地方のテスト勉強も楽しみながらやっていました。
私も一緒に…と思いやってみましたが、アイコンを動かすことに手間取ったり、少数の計算を間違ったりとなかなかうまくすすむことができませんでした。
その点、子どもは順応性が高く、初めてにもかかわらずすぐにゲームに慣れていきました。

勉強嫌いの子に特におすすめ
算数だけでなく、漢字や英単語などの問題を解き進めるので、知らず知らずのうちに基礎学力の習得ができます。「机に向かって勉強するのが苦手」「宿題など課題はしたくない」というお子さんにとって、遊びながら学習できるこの勉強RPGゲームはもってこいです。
娘の場合は、基礎学力だけでなく自分の住んでいる地域やゲームで出てくる地域に興味を持つようになり、テレビのニュースなどでも「これってどこの県のこと?」学習と実生活がリンクするようになりました。
なかなか47都道府県を旅行することも難しいですが、ゲームを通して特産品や歴史、地元の人しか知らない穴場スポットなどを知ることができ、まさに疑似旅行できます。
ゲームから派生した興味に向き合う
ゲームのスタート地点は東京です。
東京の場面では「スカイツリーのモデルになった場所は?」という4択問題がありました。
スカイツリーは知っていてもその歴史や建設までの背景を知ることはなかったので、親子で一緒に調べてみました。ゲームから派生した“興味”に向き合う機会は、とても貴重な時間でした。スカイツリーのモデルになった場所の答えは、ぜひゲーム画面で向き合ってみてください。
ゲームを進めると東京だけでなく47都道府県を学ぶことができるので、娘はいつの間にか都道府県名と位置を正確に覚えることができるようになっていました。
ゲーム×学習で基礎学力も向上でき、親子でも楽しめるので、おうち時間を満喫できそうです。