2022年1月にジャンプ本誌で最終回を迎えながらも、2023年のアニメ第3期の制作もきまり、各種コラボも多く開催されている人気マンガDr.STONEをご存知でしょうか。
本屋さんの店頭で長女に「これクラスで流行っているから買って〜!」と言われて購入してみたのですが、わかりやすく説明される科学の知識や主人公たちの躍進に子どもだけでなく親も夢中に!さらに、子どもたちの学習面にもよい影響を与えてくれました。さっそく魅力溢れるDr.STONEの世界をご紹介します。
文明をゼロからリビルドする世界感が魅力の『Dr.STONE』
Dr.STONEは2017年3月〜2022年3月まで、週刊少年ジャンプで連載されていた少年マンガです。2022年3月末現在25巻まで発売されています。アニメ化もされており、2019年7月から第1期、2021年1月から第2期が放送されました。さらに2022年夏のテレビスペシャルと2023年の第3期が確定しています。
【単行本】
出版社:集英社
既巻数:25巻
【アニメ】
- AmazonPrime
- Hulu
- Netflix
- AbemaTV
など
ざっくり説明! Dr.STONEのあらすじ
Dr.STONEは今から3700年後の未来の世界のお話。その世界では、人類は何らかの理由で石になってしまいました。主人公達は石の世界で目覚め、人類が石化した理由を探りながら、文明を再び取り戻すべく奮闘します。科学の天才である主人公の「千空」や石化した世界の原住民たち、石化から復活した千空のパワフルな仲間達が、科学の痕跡がゼロの状態から発電所やスマートフォン、自動車を作っていくさまは大人もワクワクと心が躍ります。
「理科が好きになった!」Dr.STONEの感想!
長女がDr.STONEを読んだ率直な感想はこちらです。子どもの感想をそのまま書き起こしておりますので、読みにくい点がございますがご了承くださいませ。
- 理科が好きになったよ! 理科を勉強すればするほど千空(主人公)のすごさがわかるね。
- 科学のこともわかるんだけど、ストーリーも最高! おもしろいシーンも多いし、次がすごく気になる!
- Dr.STONEは勉強っぽくないのに、理科の授業で出てくることがさらっと登場していてすごい
まだまだ長女はDr.STONEの好きなところ、すごいと感じるところを挙げていましたが、まとめると大体上記の感想に収束します。「科学の力ってすごい」&「物語がおもしろい」の2点をしきりにアピールしておりました。
長女はDr.STONEでどう変わった?親が感じる変化と影響
Dr.STONEを読んだ長女の様子を親目線で観察して感じた変化は、「物語を読む力が付いたこと」と「理系科目への興味が強くなったこと」、「漫画や小説などの創作意欲が湧いたこと」です。
漫画や本を抵抗なく読めるようになった
長女はDr.STONEを読むまでは、絵本ほどの薄い読み物なら読むものの、「本」には興味がなく、また漫画も1冊をきちんと読むことはできませんでした。
しかしDr.STONEの展開のはやさ、ストーリーのおもしろさのおかげかどんどんと読み進められて、あっという間に読破。Dr.STONEを読む前であれば見向きもしなかった、学習漫画も積極的に読めるようになりました。
さらに図書館で絵も漫画もついていない普通の「本」も借りるように。Dr.STONEのおかげで、彼女の読書の世界は大きく広がったと感じています。
理系科目への興味アップ!難しいことも理解しようとする意欲が生まれた
Dr.STONEによるもっとも大きな影響といってもよいのが、「理系科目への苦手意識が生まれる前に理系科目を好きになれたこと」です。長女がDr.STONEに出会ったのは小学2年生の頃。2年生といえば小学生算数における最初のハードルにもなり得る九九が始まる学年です。さらに3年生からは、生活に集約されていた理科と社会が分離して、別の科目として始動します。
このタイミングで、Dr.STONEと出会えたことで、長女は理系科目への苦手意識がまったく無い状態で、科学のおもしろさをインストールできました。Dr.STONEをきっかけに、宇宙関係の図鑑や天気関係の書籍を購入するなど、興味がぐんぐん横展開していきます。
「理系に強い子どもになって欲しいな」
「理系科目の楽しさを知って欲しいな」
とお考えの保護者の方におすすめです!
漫画や小説などへの創作意欲が生まれた!
長女はDr.STONEを読んでからというもの、「自分で何かを作りたい!」という気持ちになったらしく、イラストを描いたり物語を創作したりと、創作活動に意欲的になりました。昔からお絵かきは好きでしたが、そこから「ストーリー仕立ての何かを作る」ことに発展したのはDr.STONEのおかげです。
Dr.STONEは理系科目への導入に◎!
Dr.STONEは理系科目への入り口として、また自分で物語を読む喜びを知る第一歩として、最適なのではと感じました。漫画だから読みやすく、抵抗なく知識が入ってくるようです。また残忍なバトルシーンなどの子どもに見せたくないような描写がほとんどないので、安心して読ませられる点も◎!理系に苦手意識をお持ちのお子さんにもおすすめできます!