初学者でもぐんぐん楽しく進められる!「いつの間に英語習得〜マグナとふしぎの少女〜」

子どもたちには英語は得意であって欲しい!国語と英語を基礎として多種多様なスキルを身につけて欲しい!

そう願ってやまない私は英語学習アプリをあれこれ試してみました。しかし、どれも最初の一歩向きではないと感じます。アルファベットもほとんどわからないし英単語も知らないレベルの子どもたちが英語を学ぶために最適なアプリはないかと探していた時に出会ったのが「いつの間に英語学習〜マグナとふしぎの少女〜」(以下、マグナとふしぎの少女)です。さっそく概要と我が子たちの反応をご紹介します。

「マグナとふしぎの少女」の概要と入手方法

まずは「マグナとふしぎの少女」の開発者やダウンロードする方法について解説します。

アプリの名称いつの間に英語習得-マグナとふしぎの少女
入手方法App Store:https://apps.apple.com/jp/app/いつの間に英語習得-マグナとふしぎの少女/id1112371684
GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mintflag.magna&hl=ja&gl=US
価格無料(一部有料コンテンツあり)
開発・提供者ミントフラッグ株式会社
アプリ内の振り仮名の有無すべての漢字に振り仮名あり未就学児でも独学可能

マグナとふしぎの少女を開発・提供している会社はミントフラッグ株式会社です。同社はITとエンターテイメントを活用した学習に特化している会社。ゲームだけでなく「発音評価エンジン SPEC」も開発しています。SPECは「マグナとふしぎの少女」にも組み込まれていて、発音チェックシステムが英語の発音を毎回チェックしてくれるのです。

「マグナとふしぎの少女」は学習メソッド「ファンラーニング」に沿って構築されています。聞くことと発音の両面から、英語の音を脳内に蓄積することで、日本人が得意な発音を克服する仕組み。英語を覚えるよりも英語を好きになることに焦点をあてたアプリだから、子どもたちも飽きずに続けてくれそうです。

「マグナとふしぎの少女」で学べることと遊び方

続いて「マグナとふしぎの少女」を通して習得できることと遊び方を簡単に解説します。

「マグナとふしぎの少女」でインプットできる内容

「マグナとふしぎの少女」で学べるのは文法と単語と発音です。といってもガチガチに文法がレクチャーされるわけではありません。フレーズを覚える中で、文法が自然に身につくため小学校低学年でも無理なく学べます。

基本的には、単語の意味の選択と発音を繰り返すことになるので、アプリで遊び続けることで一定の語彙力が身につきそうです。

また登場人物のひとりが英語しか話せない設定だから、ストーリーの中で自然に英語に耳を傾けることになります。毎日継続すれば、英語耳も鍛えられそうだと感じました。ちなみに登場人物たちの会話は、声優さんが担当。機械音声ではないネイティブの英語を堪能できる点が魅力的です。

「マグナとふしぎの少女」の遊び方

「マグナとふしぎの少女」はロールプレイングゲームです。主人公と英語しか話せないキャラクターたちが敵を倒しながら物語を進めます。英語を交えたアニメとバトルが繰り返されるので、完全にゲーム感覚で学習が進みます。

主人公たちが、敵を攻撃する際には、以下の問題が出題されます。

  • 英語音声→意味を選ぶ
  • 英語音声→正しいスペルを選ぶ
  • 表示された英単語やフレーズを発音する

さらに英語音声から意味を選ぶ問題は以下の3種類が用意されています。

  • 絵が表示されているもの
  • スペルが表示されているもの
  • いずれも表示されずに耳だけで答えるもの

「apple」という音声が流れて、りんごの絵が描いてあれば初学者でも簡単に解答できます。テキストだけ表示されていれば、スペルを覚えている子は聞き取りが苦手でも正答可能。

このように「マグナとふしぎの少女」は英語耳だけじゃなく、スペリングも鍛えられるように工夫されています。

個人的には、英語音声から意味を選ぶ問題のバリエーションが3種類も用意されていることに感動!

スペルも意味も、発音も無理なくインプットできますよね!

お勉強パート以外にも、ガチャ要素があるためガチャ好きの子どもはさらにはまりそうです。

マグナとふしぎの少女を体験した小1&小4娘達の感想「ストーリーが長い」

我が家の娘達にお勉強として「マグナとふしぎの少女」をプレイしてもらうことにしました。マグナはゲーム性が高いものの、楽しいゲームを知ってしまった長女には、ゲームとして純粋に楽しむことは難しいと感じたからです。さっそく2人の感想をお届けします。

小4長女「アニメパートが長い」

小4の長女はマグナをプレイしはじめると、じっとアニメを見て集中している様子。マグナの序盤はストーリーを説明するためのアニメが多く、英語クイズよりもアニメの時間が長いのです。その時間が長すぎると感じたのか「アニメが長いね」と少し不満げでした。

しかし肝心のクイズ部分はしっかりと解答。小学1年生から学校で英語を学んでいた長女にとっては、それほど難しい問題ではなかったようです。

このゲーム楽しい?と聞くと「ゲーム部分が楽しい」と言っていました。それからやはりガチャが気に入った様子。

小1次女「アニメはおもしろい。キャラがかわいい。クイズは楽しい」

続いて英語を系統立てて学んだ経験ゼロの次女がマグナをプレイ。最初はアニメが多いため新しいアニメを見ている感覚で鑑賞していました。その感想は「アニメがおもしろいね。それからミントっていうキャラがかわいい」と嬉しそうです。

続いてクイズパートの感想を聞いてみると「難しい」とのこと。beautifulの意味を選びなさいという問題では失敗してがっかりしていました。

逆に発音パートはのりのりで、大きな声でしっかりと発音できています。小さいうちから発音することで、「正しい発音をすることが恥ずかしい」という感覚が生じにくいと感じます。長女よりも次女に向いている?と感じました。

「マグナとふしぎの少女」まとめ

「マグナとふしぎの少女」はまったく英語を学んだことがない子どもが突然遊び始めても、1人でプレイできるアプリです。「アプリで学習させたいけれど、親が見てあげるヒマはない」とお考えのご家庭に向いていると思います。

またゲームをさせるくらいなら何か勉強をして欲しいというニーズにも応えてくれます。

英語を嫌いになる前に、英語を正しく発音することを恥ずかしがる前に、英語を学ばせたいとお考えならかなりおすすめできるアプリです。