勉強というと苦手を克服することに注力しがちな私ですが、思い返してみれば私自身は得意科目をとことん伸ばすタイプでした。点数が伸びる→嬉しいからもっと勉強するというサイクルで勉強していたのです。
そこで長女の得意科目に注目することに!そこで注目したのが社会科です。長女は社会のテストでほぼ100点を取っています。でも学校のテストは必要最低限の内容。もっと社会を得意になり、学ぶ喜びを知ってもらうために社会化の学習アプリを探したところ「地図記号マスター」を発見。さっそく挑戦です!
「地図記号マスター」の概要と遊び方
まずは地図記号マスターの基本情報と遊び方をチェックしましょう。
「地図記号マスター」の概要
「地図記号マスター」の基本情報は以下の通りです。
入手先 | App Store:https://apps.apple.com/jp/app/地図記号マスター/id1183995552 GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.moco.tizuz&hl=ja&gl=US |
価格 | 無料 |
追加課金 | なし |
提供元 | Hiroyuki Satoh |
地図記号マスターは無料でダウンロードできる上に追加課金は必要ありません。すべての問題を無料でプレイできるのは嬉しいですね。ただし下部に広告が表示されています。またゲーム間にCMもあり。動画CMで気が散ってしまうタイプのお子さんは要注意です。
アプリを提供しているHiroyuki Satoh氏は道路標識や世界の国旗、元素記号などのアプリも提供中。知育アプリに特化した開発者さんだから安心して取り組めそうです。
「地図記号マスター」の学習方法
地図記号マスターのプレイモードは以下の2つです。
学習モード
-
25問の問題が出題されるモード。4択の選択問題で「意味」から地図記号を選択するモードと「地図記号」から意味を選択するモードの2つが用意されています。
いずれも正解するまで次の問題が表示されないため、とことん覚えられそうです。 一覧モード
-
一覧モードは地図記号の一覧から意味を確認できるモードです。記号の一覧をタップしたり地図記号で検索したりと辞書のように活用できます。間違えた問題の復習に向いていますね。
「地図記号マスター」で学べる地図記号と小学生で学ぶ地図記号
「地図記号マスター」に登場する地図記号は国土地理院のサイトで公開されている地図記号のうち164種類。
小学校で学ぶ地図記号は警察署や学校、郵便局といった主要な地図記号60種類前後です。
「地図記号マスター」は小学校で学ぶ主要な地図記号は網羅しておりますので、小学校の学習の補助としての役割は果たせます。
ただし学校では教わらない地図記号も多数登場します。したがって「地図記号なんて嫌い」「地図記号が覚えられない」と悩む小学校中学年のお子さんがこのアプリで遊ぶと混乱してしまうおそれはあります。「こんな難しい地図記号は覚えてるわけないでしょ!」と地図記号を嫌いになるかもしれません。お子さんの性格を考慮した上で、導入を検討したほうがよいでしょう。
「地図記号マスター」で小4長女と地図記号バトル!
今回は得意を伸ばす目的で導入したアプリなので、楽しく学べるよう私とバトル形式でプレイすることにしました。小学3年生のときに地図記号を初めて学び、まだまだ記憶が新鮮な長女VS地図記号を覚えて30年以上が経過した私。良い勝負になりそうです。
長女「こんなの習ってない!でも想像でいける!」
さっそく長女に「地図記号マスター」を渡したところ、知っている記号が登場するとノリノリで「果樹園!」「市役所!」と答えます。ところがこのアプリに登場するのはそんなメジャーな地図記号だけではありません。
- 「JR線以外(複線)」
- 「雪覆い等」
- 「噴火口・噴気口」
- 「空間の水路」
- 「4車線以上道路」
- 「3m〜10m街路」
- 「擁壁(小)」
こんな私でも見たことがない地図記号も容赦なく出題されます。
ですが好きな地図記号だからか「習ってないけどできる!」とさくさく挑戦できているようです。
母対小4長女、地図記号バトルの結果は?
長女VS私の地図記号マスターバトルの結果は、母である私の敗北。ふたりともマニアックな地図記号は知らないため、メジャーな「市役所」や「果樹園」といった地図記号の知識が勝負の鍵を握りました。私はうろ覚えだったそれらの地図記号があだとなり、ミスを連発。長女は本気で挑んだ母に勝てたことが、非常に満足だったらしく、地図記号をさらに極めようと意欲的に地図記号マスターで遊ぶようになりました。
「地図記号マスター」は地図記号好きがさらに地図記号を好きになれるアプリ
苦手を補完するというよりも、得意を伸ばしたい方におすすめです!
「地図記号マスター」はシンプルなシステムで派手なアニメーションやSEはありませんが、その分地図記号に集中できるアプリ。ひたすら地図記号を覚えたいというニーズを十分に満たしてくれます。地図記号が好き、暗記物が好きというお子さんであれば、すっとはまれるのではないでしょうか?