最近は小学生も楽しめるクイズ番組が多く、家族全員でわいわいと楽しむのがお決まりとなっています。クイズ番組の定番といえば国旗。ところが国旗問題になるとどうしても知識量の差から子どもたちは母に太刀打ちできず、子どもたちが憤慨してしまいます。そこで世界地図&国旗を覚えられるアプリはないかなと探していたところ見つけたのが「あそんでまなべる国旗クイズ」。さっそくアプリの内容や学べること、我が家の子どもたちが遊んだ感想をご紹介します。
そもそも世界地図や国旗はいつ習う?
我が家はクイズ番組起点で国旗を学ぼうとアプリを導入しましたが、そもそも小中学校のカリキュラムとしてはいつ頃世界地図に取り組むの?と疑問に感じ調べてみました。
すると小学校6年生で世界の主な国の特徴や場所を学ぶ単元が登場。中学受験では主要24カ国が出題されることもあるといいます。中学校ではさらに詳しく世界の地理を学んでいくようです。ただし国旗から国名が問われたり、国名から国旗を選ぶような問題はそれほど出題されず、出題されたとしても主要国のみなど限定的。
とはいえ国旗を知っておくことは後の学習の中で役に立つことがあるでしょう。たとえばその昔イギリスの植民地だったオーストラリアとニュージーランドにはそれぞれユニオンジャックがデザインされています。国旗を知っておくことが世界の歴史を紐解くヒントになることもあるのです。
「あそんでまなべる国旗クイズ」の入手方法と価格
「そんでまなべる国旗クイズ」はApp StoreとGooglePlayでダウンロードできます。
価格:無料
「あそんでまなべる国旗クイズ」はすべて無料です。ただゲーム間に広告が表示されます。表示される広告にゲームが頻繁に出てくるので、子どもの気が散ってしまうかもしれません。
「あそんでまなべる国旗クイズ」を提供しているDigital Geneは本アプリ以外にもさまざまな知育アプリを提供しています。知育アプリに特化した開発者といえますので、「あそんでまなべる国旗クイズ」が気に入ったら他のアプリも試してみるとよいですね。
「あそんでまなべる国旗クイズ」の概要と遊び方
「あそんでまなべる国旗クイズ」は、表示された国名を4択の国旗の中から選ぶというシンプルなゲームです。国名とともに白地図が表示されますので、国旗だけでなくその国の場所も覚えられる点が◎。
誤った国旗を選択すると、選択肢が更新されて新たな4つの選択肢が登場します。したがって適当に押せば最高4回で正解できるわけではないのです。間違えると選択肢が更新されるシステムが、非常に優れていると感じました。選択問題を適当に解きがちな我が子達に最適です。
また以下のように学びたいことや、国の数によってゲームを選べる点も優秀。
- 各地域(アメリカ・アジア・ヨーロッパなど)
- 20カ国or200カ国
20カ国バージョンであれば3分もかからずに終了するので隙間時間学習にぴったりです。
「あそんでまなべる国旗クイズ」をプレイした小4&小1女子の感想
国旗といえば日本とアメリカくらいしか知らない娘たちに「あそんでまなべる国旗クイズ」をプレイしてもらいました。
小4長女「全然わからないけどちょっとずつ覚えられるね」
まずは小4長女に渡したところ、開口一番「こんなの全然わからないよ!」と。たしかに「トリニダードトバゴ」や「アゼルバイジャン」など大人でもどこにあるのかおぼろげにしか覚えられていない国の国旗を、国旗知識ほぼゼロの娘が知っているわけもありません。
ですがまったくわからない状態でも、誤ると新しい選択肢が表示されるため「さっきも登場していた国旗」を覚えておけば2度目で正答可能。つまり短期記憶も求められるのです。短期記憶に難ありの長女にとっては定型児よりも難しいクイズですが、それでもなんとか2度目で正答しようと試行錯誤。
そして数ターン継続しているうちに、頻繁に出題される国旗は覚えてきた様子です。始めはまったくわからなかったものを、暗記していく楽しさに目覚めた様子の長女は「ちょっとずつ覚えられて楽しいね」とまんざらでもない様子でした。
小1次女「さっぱりわからないよ!」
「世界には色々な国があるらしい」程度の知識しかない次女。そんな状態では国旗クイズは楽しめなさそうですが、インターネット上には「3歳で100カ国の国旗を覚えた!」といった秀才エピソードが溢れていますので、不可能ではないはず。
ダメ元で渡してみたところ案の定、理解できずに憤慨することに。
「さっぱりわからない!」と地団駄を踏んでおりました。長女も「次女ちゃんは東京の場所くらいしかわからないんだよ。無理に決まってるじゃん」と次女をフォロー。
次女にはちょっと早すぎたようです。
国旗暗記だけでなく、短期記憶のトレーニングに◎
国旗や世界地図を覚えて欲しいと取り入れた「あそんでまなべる国旗クイズ」ですが、意外なことに短期記憶のトレーニングに向いていると感じました。1度で正答できなかった場合は、正答するまで何度も選択肢が更新されるため、「1つ前に登場した国旗」を覚えておく必要があるからです。これに気付くと短期記憶が鍛えられそうです。
実際に私もプレイしてみましたが、いつもよりも脳を使っている感覚を強く感じました。娘達の知育というよりも、私のぼけ防止の脳トレにも一役買ってくれそうです。
小1次女については、まだまだ早すぎた感はありますが、小さい頃から国旗が好きだったお子さんなら十分に楽しめると思います。200カ国バージョンをクリアすればさらに知識の幅が広がりそうです。