ゲーム性が高い漢字ゲームで苦手を克服したい!「国語海賊〜小学漢字の海〜」

漢字!とにかく苦手な漢字をどうにかしたい!

小4長女は漢字の書き取りが苦手すぎて、本人も笑ってしまうほど。曖昧な記憶を頼りに漢字を再現しようとするから、謎の漢字を日々生み出してしまう始末です。長女が創作した漢字を毎日のように見ている私の頭の中の漢字まで崩壊しそうで困り果てております。

そこでさまざまな教材やアプリを取り入れてハマるものを模索中。

今回試したのは「国語海賊〜小学漢字の海〜」です。

「国語海賊〜小学漢字の海〜」の入手方法や価格

「国語海賊〜小学漢字の海〜」(以下、国語海賊)はApp StoreやGooglePlayで入手できます。基本情報は以下の通りです。

入手方法App Store:https://apps.apple.com/jp/app/国語海賊-小学漢字の海/id1527202558
GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fantamstick.japirate&hl=ja&gl=US 
価格無料
追加課金すべてのステージをプレイするためには課金が必要。月額:600円
提供元Fantamstick

国語海賊は広告が一切表示されません。ただし課金をしなければ序盤のステージしか遊べません。小学1年生であれば「一」「大」「小」といった限られた漢字のみです。したがって学習のためであれば、課金が必須。我が家では1ヶ月600円のコースを購入しました。600円のコースには1週間の無料期間が設定されていますので、合わなかったら解約すればOKです。

アプリを提供しているFantamstickは国語海賊以外にも、数々の学習アプリを開発しており、公的教育機関での導入実績もあります。我が家でも「地図エイリヤン〜都道府県を記憶せよ〜」や「算数忍者〜九九の巻〜」でその優秀さは確認済み!国語海賊への期待値も特大です。

「国語海賊」の遊び方と実績

続いて国語海賊の遊び方と、公的教育機関での導入実績をご紹介します。

国語海賊の遊び方

国語海賊は、1年生から6年生で習う1026文字の漢字の読みと書き取りを学べるアプリです。海賊が海を航海しながら漢字に模した敵をやっつけるシステム。漢字の読みを入力するモードと、読みから正しい漢字を選択するモードがあります。つまり書き取りといっても正しい漢字の形をインプットに留まり、自分で書くことはありません。

学習の履歴は成績表で確認できます。自分の正答率や間違えた漢字をチェックできるので振り返りにも◎。

漢字の学習を進めるたびにゲーム内で使用できるコインが付与され、コインでガチャをプレイ可能。ガチャではスーパーレアやノーマルといったランク付けされているカードがもらえます。ガチャやカード集めが好きな子どもは、ガチャシステムでモチベが上がりそうです。

ただし「小さい頃からガチャを覚えさせちゃうと、将来が心配」というご家庭は避けたほうがよいかもしれません。

国語海賊の遊び方等をまとめておきますね。

  • 1年生から6年生の漢字1026文字を学べる
  • 正しい漢字を選択するモードと読みモードがある
  • 成績表で正答率や間違った漢字を振り返ることができる
  • 学習で付与されるコインでガチャを回すとカードがもらえる

国語海賊は特別支援学級との共同研究で最大2.6倍の学習効果を確認済み

千葉県の公立小学校の特別支援学級で行われた<ゲームinスクール>の取り組みの中で、国語海賊を導入し、3回に渡る比較テストが実施されました。その結果ペーパーテストの正答数が最大2倍になるという結果が!

しかも反復学習に充てていた時間は半減したとのこと。つまり「短時間の勉強でも大きな学習効果が期待できる」と言うことですよね!期待に胸が高鳴ります。

https://fantamstick.com/news/game-in-schoolより

小4&小1の娘たち「ガチャ楽しい!もっと遊びたい!」

小4の長女は漢字の書き取りがはげしく苦手で、読みは得意。いくら漢字を書いても覚えられません。小1次女はまだ学校では漢字を未学習。タブレット教材で2年生の途中までは先取りを済ませているので、1年生の漢字の読みはある程度はできているはず。そんな2人に国語海賊をプレイしてもらいました。

小4長女「普通に6年生の漢字もわかる!」

漢字の書き取りが苦手で読みは得意な長女。書き取りをどうにかしたいと導入した国語海賊ですが、想像以上にストレスなくプレイできました。国語海賊は、読み&ひらがなが表示されて正しい漢字を選択肢の中から選ぶというスタイルなので、漢字が書けなくても読める長女にとっては難しいものではありません。4年生の漢字だけでなく5年生、6年生の漢字も読み&正しい漢字の選択を解答して、「6年生でもわかるよ!」と得意げな顔を見せてくれました。

「パ・リーグ漢字ストラックアウト」をプレイしたときと同じように「できること」に喜びを感じているようです。苦手だと思っている漢字の問題、しかも学年が上の問題がサクサク解けることで自信がついていると感じます。

国語海賊を続けることで、漢字のペーパーテストができるようになるかはまだわかりません。ですが現時点では負担なく学べる教材のひとつとして、導入してよかったと感じています。

小1次女「まだうまく書けないけど選ぶやつならできるよ」

小1次女は1年生の漢字は一通り読める状態。国語海賊を渡したところ1年生の問題は無理なくすいすいと解答していました。ただ本人も漢字についてはきれいに書ける自信はないらしく「書くのは苦手だけど選ぶやつなら大丈夫だよ」と言っていました。

小1次女にとっては、国語海賊の漢字学習は学習というよりも遊びと感じている様子。Nintendoスイッチでポケモン等のゲームに興じている長女よりも、純粋にゲームとして国語海賊を楽しめていました。ガチャシステムも気に入ったようで「10連ガチャのためにがんばるんだ!」と張り切っています。

国語海賊は「漢字が得意」という意識を刷り込むのに◎!書き取り力のアップは未知数

「書くこと」が苦手で、読みが得意な長女にとって国語海賊は「得意を伸ばす教材」といえます。学年より上の漢字に挑戦して「できる喜び」を満喫していました。

ぜいたくをいえば、何度も同じ漢字を目にすることで、書くために必要な漢字の形がインプットできるとよいのですが、現時点ではまだ結果はわかりません。

とりあえず「2か月間継続してみること」を目標に続けてみたいと思います。