【1歳児向けの絵本】おすすめ12選!選び方と効果的な読み方も伝授

1歳は離乳食からご飯になり、自分の足で歩くようになったりと色々なことに興味津々。
だからこそ目が離せない時期でもあります。そんな好奇心旺盛な1歳は絵本の読み始めにピッタリ!絵本を通じて色々な体験をさせてあげてください。

とはいえ「沢山の絵本があるけれど、どれを選べばいいんだろう?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は1歳児向けの絵本のおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。

1歳児向け絵本の選び方は?どんな内容がいい?

成長の変化が著しい1歳は、好奇心がくすぐる経験をすればするほど感情の表現も豊かになると言われています。絵本を選ぶ際も、色鮮やかなもの、触って楽しめるもの、めくるのが楽しいもの、など五感を使って楽しめる絵本がおすすめです。

ここからは具体的な1歳児向けの絵本を選ぶポイントや内容についてお伝えしていきます。

毎日の生活に関する絵本は1歳児に大人気!

生活リズムが安定してきたり、日々の生活に慣れてくる1歳は自分のしていること、周りがしていることに興味津々!そんな時期には、何かを作るお話の絵本、歩くをテーマにした絵本、寝ている絵本、料理を作っている絵本など1歳が身近に感じる毎日の生活に関する内容の絵本がおすすめです。

春夏秋冬をテーマにした絵本で感性を育む

1歳のうちから感性を磨いてほしいと思う方には「春夏秋冬」を描いた絵本がおすすめです。なぜなら季節に関する色々な体験を通して、その季節ならではの食べ物や文化、習慣などを感じることができるからです。春にはきれいなさくらが咲くこと、夏には鮮やかひまわりが咲くこと、秋には紅葉が綺麗に色づくこと、冬には雪が降るということ。絵本を通じて見える季節や文化などを感じていきましょう。

しかけ絵本は好奇心旺盛な1歳児にぴったり

1歳児は触ったり、いじったり、遊ぶことも大好きな年齢。読むだけじゃなく触って遊べるしかけ絵本は好奇心をくすぐるには最適な絵本です。しかけ絵本にも、触ることで楽しい絵本、かくれんぼのように探す絵本、一緒にめくって楽しむ絵本など沢山の種類があります。ぜひその子にあったしかけ絵本を探してみてくださいね。

1歳児向け絵本の効果的な読み方・注意したいポイント

1歳の絵本選びは「子供とのコミュニケーション」が重要なポイントです。
多くの絵本を読まないと…と思うのではなく、一緒に読んで、大人と一緒に絵本を楽しんだという笑顔の時間を増えることが大切です。絵本を一緒に読むこと、新しい刺激に触れることは楽しいんだ、という気づきを与えられるような読み方をしていけるといいですね。
以下では子供と絵本を読む際に注意したいポイントをお伝えしていきます。

過剰な表現をしていませんか

例えば「ドカーン!!」「バリバリ!!」など大きな音をそのまま大事で再現してしまうと子供はびっくりしてしまいます。このように集中して聞いている場面であまり大げさに声色を変えたり、身振り手振りでの表現を持たすと絵本への興味が中断されてしまう場合があります。オーバーな表現は抑えましょう。強調したい部分があるときは、大きな声を出さす子供の反応を見ながら抑揚をつけて話してみましょう。

絵本を動かさない、子供が見やすい方向に向いていますか

絵本自体を動かしてしまうと、絵が動いてしまいそこから子供は読み取ることができません。絵本はしっかりと動かさずに見せてあげましょう。また絵本を読む際に無意識で大人の方向に絵本を向けがちではありませんか。子供が見やすい方向に向けてあげましょう。子供が絵を見えているか確認しながら読んであげてくださいね。

読み聞かせが早口になっていませんか

つい大人のスピードで絵本を朗読していませんか?子供の顔をみながらゆっくりとしたペースで読み聞かせをしてみてください。またページをめくる際も読み終わったタイミングをみてめくってあげてください。ただ読み聞かせをするでなはく、子供のペースを見ながら絵本を通じてコミュニケーションをとる時間にしてあげてくださいね。

1歳児向け絵本|総合ランキング3選

いろいろバス

作・絵: tupera tupera  出版社: 大日本図書  
本体価格: ¥1,300 +税

「うわあ、きれい!!」「すごい!」絵本をめくって2ページ目、思わず叫びたくなる色合いの絵本です。赤いバスから降りてきたのは、ごろごろ大きな真っ赤なトマト。今度は驚いている間もなく、今度乗車するのはやっぱり赤い、にゅるりとタコ!そのビジュアルのインパクトはとにかくすごいです。ユーモアたっぷりでおしゃれな色あそび絵本です。

どうぶつのおやこ

作・絵: やぶうちまさゆき  出版社: 福音館書店  
本体価格: ¥800 +税

どうぶつのおやこは絵だけの絵本で文字はありません。ライオンやキリン、身近に見られるイヌやネコなどを、やわらかな毛の手ざわりや息づかいまでもが感じられるほどに非常にリアルに描いた温かみのある絵本です。1ページの絵の中にいろんなストーリーが隠れていて、親子で一緒に見ていたら次々に新しい発見があり、どんなに見ていても飽きません。

だるまさんの

作:かがくいひろし  出版社: ブロンズ新社  
本体価格: ¥850 +税

保育園などでも大人気のだるまさんシリーズです。変幻自在のだるまさん。めがねをはずすと・・・ミトンをぬぐと・・・あらら? びっくり おおわらい!一つの絵に言葉がひとこと、のページ。ページをめくるたびにわらい声がはじける、とびきりゆかいな絵本です。

1歳児向け絵本|食べもの、遊び、言葉にまつわる絵本3選

おやさいとんとん

作:真木 文絵  出版社: 岩崎書店  
本体価格: ¥600 +税

じゃがいも、にんじん、たまねぎ、ブロッコリー。いっしょにトントントン。テンポがよく出来上がりまでがリズミカルに展開していきます。読む側の大人も声に出して楽しい絵本です。さて何ができるのかな?

もこもこもこ

作: 谷川 俊太郎 絵:元永 定正  
出版社:文研出版  本体価格: ¥1,300 +税

異色ながらも傑作と言われるこの絵本出てくる言葉は「もこ」「にょき」「ぽろり」と奇妙な擬音ばかり。何だかわからないけれど喜ぶからと毎日続けて読むうちに、大人だって楽しくなって、自由テキトウ、自己流に読み始ることも。その頃には赤ちゃんの方も「もこもこ」とか「ぱちん!」って言うだけで、キャッキャするように。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな絵本の世界です。

たまごのえほん

作: いしかわ こうじ 絵:元永 定正  出版社: 童心社  本体価格: ¥1,100 +税

たまごがあって、殻が割れて、中から動物の可愛い赤ちゃんが誕生して!
誰もが心躍るこの瞬間が、楽しいしかけ絵本になりました。
めくるというしかけ。たまごからでてくる時、ひよこは「ぴよ」、かたつむりは「にゅーう」。しかけをいかした擬音語、擬態語が楽しく、今までにないえほん体験が楽しめます。

1歳児向け絵本|春夏秋冬や自然をテーマにした絵本3選

ぐりとぐらの1ねんかん

作: 中川 李枝子 絵: 山脇 百合子  
出版社: 福音館書店  本体価格: ¥1,300 +税

ぐりとぐらが、どんな1年を過ごしているのか知っていますか? 冬はそりあそび、春は花の種まき、そして夏は……。心地よいリズミカルな文と、美しい絵でつづる楽しい絵本です。毎月、月のページを開いては季節を味わうのもよいのではないでしょうか?ぐりとぐらと四季が感じられる一冊です。

くだものさん

作・絵: tupera tupera  出版社: 学研  
本体価格: ¥950 +税

りんごやみかんなど、子どもの大好きなくだものがユーモアたっぷりにグラフィカルないろんな果物がかくれています。果物を通じて季節をかじられるダイナミックな楽しいしかけで次のページをめくるのがワクワクする絵本です。

ことばのえほんぴよぴよ

作: 谷川 俊太郎 絵: 堀内 誠一 
出版社: くもん出版 本体価格: ¥1,000 +税

谷川俊太郎×堀内誠一の“しゅばしゅばしゅば”“とぷん”“きいいっ”など、オノマトペだけでつづるひよこの冒険物語です。シンプルで選びぬかれた文章を、声に出して読んでみてください。いきいきとした絵とともに、大人も子供もイマジネーションがどんどんふくらみます。

1歳児向け絵本|ワクワクがいっぱい!しかけ絵本3選

コロちゃんはどこ?

作・絵: エリック・ヒル 訳: 松川 真弓 
出版社: 評論社 本体価格: ¥900 +税

みんなの大すきなコロちゃんが、じょうぶなボード・ブックになりました! ばんごはんなのに、コロちゃんがいません。
ママがさがしにいくと…。コロちゃんの、さいしょのぼうけんの絵本です。お子さんの一緒にコロちゃんを探すたびに出てみてはいかがですか?

ころりん・ぱ!

作: ひらぎ みつえ 出版社: ほるぷ出版 
本体価格: ¥850 +税

可愛いくりくり目玉のついたわっかの「ころりん」は、小さな指を入れれば自らもころころ回りながら溝のついた道を楽しそうに走ります。あかちゃんが喜ぶ色、くるくるまわる手触り、楽しい擬音語と、視覚・触覚・聴覚のすべてに楽しくはたらきかける、今までなかった新しいしかけ絵本です。

どうぶついろいろかくれんぼ

作: いしかわ こうじ 出版社: ポプラ社 
本体価格: ¥880 +税

めくるたびに現れるカラフルな原色の赤、青、緑、黒、オレンジ、紫、茶色。そのページの中にかくれんぼしている動物をくりぬかれた型抜きのページをあてて発見していくのがワクワク刺激的な絵本です。

【1歳児向けの絵本】おすすめ12選!選び方と効果的な読み方も伝授まとめ

今回は1歳の絵本を様々なテーマでご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
1歳は様々なことをどんどん吸収していく時期です。絵本を通じて新しい感覚が身についていくのではないでしょうか。今回ご紹介した絵本はどれも好奇心をくすぐる絵本ばかりです。ぜひ大人も子供も楽しめる素敵な1冊を選んでみてくださいね。