英語の絵本おすすめランキング15選!【年齢別・あらすじ付き】

初めて英語絵本を選ぶときは、どれを選んだらいいのか、なかなか判断しづらいですよね。

「英語絵本ってどうやって選べばいいの?」「子どもに合っている英語絵本を知りたい!」というお父さん・お母さんのために、子どもたちの年齢に合った英語絵本を、話のあらすじ付きで15作品ご紹介します。

英語絵本を選ぶときのポイント

「せっかく選んだのに、興味を持たれなくて続かない……」というのは残念ですよね。初めて英語絵本を選ぶときに、まずはどんなポイントに気をつければいいか解説します。英語絵本をどうやって選んだら良いか迷っている方は、以下のポイントをぜひ参考にしてみてください。

子どもの年齢に合った英語絵本を選ぶ

年齢に合った絵本を選ぶことで、子どもは無理なく絵本を楽しむことができます。0~2歳の子どもは、「絵本を楽しむ」ことを目的に、自分で扱っても壊れにくいボードブックを。3~5歳は子どもの好みがはっきりする頃なので、作家やシリーズで揃えるのもオススメです。6歳からは、小学校で英語が必修になることを踏まえて、日常会話を増やすことを意識した本を取り入れてもいいですね。子どもたちの「今」に最適な1冊を選べば、子どもの成長をサポートしてくれるはずです。

人気のある英語絵本を選ぶ

長く愛されている絵本・世界中で発行されている絵本は、それだけたくさんの人に受け入れられているという信頼がありますよね。お父さん・お母さんが子どもの時に読んで楽しかった本なら、自信を持って子どもにも「このお話、面白いから一緒に読もう!」とすすめられます。人気の絵本を読めば、お友達とも話が共有できて、会話が弾むでしょう。

親も楽しめる英語絵本を選ぶ

絵本は一回使ったら終わりではなく、「繰り返し読む」ことが肝心。お父さん・お母さんが楽しそうに英語絵本に触れていれば、子どもも興味を持ちやすいはず。「絵のタッチがきれい」「素敵なお話で何度でも読める」といった自分お気に入りの一冊を本棚に置いておきましょう。子どもの関心を自然に引き出すことができれば、絵本との距離がグッと縮まります。

英語絵本【0~2歳向け】のおすすめ5冊

ここからは0~2歳の子ども向けの英語絵本を紹介していきます。

Hug (ぎゅっ 洋書版) ボードブック

作・絵: ジェズ・オールバラ
出版社: Walker books
本体価格: ¥1,280 +税

お散歩中の子ザルのボボが、たくさんの動物たちがママと「ぎゅっ」するところを見て、寂しくなって.…..というストーリー。出てくる単語はHug・Mummy・Bobo(子ザルの名前)の3種類のみで、乳児期から楽しめます。小さめのボードブックは分厚くてこわれにくく、小さなお子さんが遊んでも安心です。

Dear Zoo (どうぶつえんのおじさんへ 洋書版) ボードブック

作・絵: ロッド・カンベル
出版社: Little Simon
本体価格: ¥1,140 +税

30年以上に渡り世界中の子どもたちから愛される「めくる仕掛け絵本」の元祖。ペットを飼いたい少年が、「ペットにする動物を送ってください」と動物園に手紙を書きます。けれど送られてくる動物が、大きかったり凶暴だったりして、送り返すのですが……といったお話。隠されている物が何か分かっていても、子どもたちにとっては毎回新鮮なので、繰り返し楽しめます。

Brown Bear,Brown Bear,What Do You See?英語絵本CD付

作: ビル・マーチン
絵: エリック・カール
出版社: mpi
本体価格: ¥2,730 +税

「はらぺこあおむし」でおなじみのエリックカールの挿絵の絵本です。「ちゃいろのくまさん、ちゃいろのくまさん、なにみてるの?」「ぼくをみてる あかいとりをみてるの」「あかいとりさん、あかいとりさん、なにみてるの?」「ぼくをみてる あおいうまをみてるの」

動物の名前や色といった簡単なフレーズがテンポよく繰り返されているので、自然と英語のリズムを覚えて、楽しみながら学ぶことができます。

英日CD付英語絵本 コロちゃんはどこ? Where’s Spot?

作: エリック・ヒル 訳: まつかわ まゆみ
日本語語り: 寺内よりえ(声優 サザエさん・磯野フネ役)
英語語り: Rumiko Varnes(声優) 音楽: 林 祐介
出版社: ラボ教育センター
本体価格: ¥1,900 +税

世界中の子どもたちが大好きなしかけ絵本。ご飯の時間に帰ってこない子犬のコロちゃんを、ママが探しに出かけるお話。時計の中、ピアノの中.…..どこにいったのかな?

「Where’s〜?(○○はどこ?)」や「under」「in」といった単語をリピートして、英語のフレーズを自然に覚えられるようになっています。

A Color of His Own (じぶんだけのいろ 洋書版) ボードブック

作・絵: レオ・レオニ
出版社: Alfred A. Knopf
本体価格: ¥1,140 +税

英検jrでも「英語を楽しむ絵本」として紹介されているボードブックです。小学校の教科書『スイミー』の作者でもあるレオ・レオニの水彩画タッチで、鮮やかに変化するカメレオンや動物たちが描かれています。

主人公のカメレオンが、他の動物たちと違い、自分には決まった色がないことを悩み、その色を探しに出かけるというお話。メッセージ性のある作品で、大人も一緒に楽しめます。

英語絵本【3~5歳向け】のおすすめ5冊

ここからは3~5歳の子ども向けの英語絵本を紹介していきます。

A Color of His Own (じぶんだけのいろ 洋書版) ボードブック

作・絵: Dr. Seuss
出版社: mpi
本体価格: ¥2,230 +税

50年以上にわたって子どもたちの心をつかみ続ける、アメリカの絵本作家Dr.Suessの作品。にわとりやかばの鳴き声、雨や電車の音など、擬音語・擬態語が18種類載っていて、「子どもが何度読んでも飽きずに楽しめる!」と評判です。

付属のCDには、英語の朗読や歌が収録されています。

Goodnight Moon(おやすみなさいおつきさま)

作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: クレメント・ハード
出版社: HarperCollins Publishers
U.S.定価 :$ 15.95

寝かしつけ絵本として米国では50年以上も前から親しまれている世界的大ベストセラー。

子うさぎが、自分の大好きなものたちにおやすみのあいさつをするというお話。始めから終わりまで、大きな緑のお部屋を舞台として描かれており、ゆっくりと流れる時間の経過がとても精巧に描かれています。

子どもを寝かしつけるときはもちろん、大人が夜に読んでも、心を落ち着かせてくれます。

Bam and Kero’s Sunday バムとケロのにちようび 英語版

作・絵: 島田 ゆか
訳: クリストファー・ベルトン
出版社: 文溪堂
本体価格: ¥1,500 +税

日本で人気の「バムとケロ」シリーズの英語訳。雨の日曜日には、サッカーも砂あそびもできないから、本を読もう!まず部屋のお掃除をして.…..と思ったら、どろんこのケロちゃんが帰ってきた!ドタバタ楽しいお話です。

ネイティブによって自然な英語に訳されているで「あの言葉はどう訳されるのかな?」と比べても面白いです。擬音語がたくさんで、絵も英語も楽しめる1冊です。

英日CD付 英語絵本 ちいさいおうち THE LITTLE HOUSE

著者: バージニア・リー・バートン
日本語訳: 石井 桃子
英語語り: Yuki Rhinehart
日本語語り: 阿川 佐和子
音楽: 林 祐介
出版社: ラボ教育センター
本体価格: ¥2,600 +税

1942年に制作されたロングセラー人気絵本の原書。小さいお家が建つ田園で季節が巡り、時代が変わるとともに交通量が増え、都会になってしまい.…..というお話です。コールデコット賞受賞。美しいお話とともに、春・夏・秋・冬の季節の移り変わりや、自然と都会の対比が可愛らしいイラストで描かれています。

英語に多少慣れた頃にちょうどいい絵本です。

恐竜ABC

作・絵: 黒川みつひろ
出版社: 小峰書店
本体価格: ¥1,000 +税

迫力ある恐竜のイラストともに、恐竜の特徴がわかりやすく解説されています。アルファベット順に恐竜の名前と説明が載っており、カタカナの練習にもなります。巻末には生息地域の載った世界地図もあり、なかなかマニアックで大人も勉強になるほど。恐竜に興味を持ち始めたお子さんにぴったりです。

英語絵本【6歳~小学生向け】おすすめ5冊

ここからは6歳~小学生向けの英語絵本を紹介していきます。

しーっ!ひみつのさくせん

作: クリス・ホートン
訳: 木坂 涼
出版社: BL出版
本体価格: ¥1,400 +税

四人組が秘密の作戦のために、森で奮闘するお話。

「そーっと そーっと しーっ!」どうやら、とりをねらっているようです。

「しーっ!(Shh)」「だまって ひみつのさくせん (SHH we have a plan)」といった、日常で使える英語が詰まっています。

短いフレーズばかりなので子ども一人でも読み進められ、英語に自信がつきます。

Urashimataro うらしまたろう

文・絵: いもと ようこ
英訳: Soshi Uchida
出版社: 岩崎書店
本体価格: ¥1,500 +税

自分が子どもの頃から知っているお話なら、子どもにも安心して教えられますよね。

CD付きなので、声をだして真似をしていると、日本昔話をすらすら言えるように、英語も暗唱できるようになるかもしれません。

「むかし、むかし……」といったお馴染みの表現も「Once upon a time..….」と英語で繰り返すことで、知らず知らずのうちに耳になじんできます。

The Tale of Peter Rabbit (ピーターラビットのおはなし 洋書版)ボードブック

作・絵: ビアトリクス・ポター
出版社: Frederick Warne
本体価格: ¥1,280 +税

100年以上にわたって世界で愛されてきた、ピーターラビットの初めてのお話。

ある朝、うさぎのお母さんは出かける前に子どもたちに言いました。「マックレガーさんのお庭に入ってはいけませんよ。」ピーターだけ、言いつけを守らず見つかってしまい……

ハラハラする大冒険に思わず子どもも引き込まれます。

マイ・ジャパン

作・絵: フィリケ えつこ
出版社: 偕成社
本体価格: ¥1,500 +税

フランスで生活する作者が子育てをきっかけに出版したバイリンガル絵本。

7歳の女の子「ゆみ」が、自分の家やくらしを、日本語と英単語表記とイラストでわかりやすく説明していきます。

ふとんのたたみ方やお正月といった年中行事など、日本ではあたりまえに思うことも、絵本のなかで見ると新しい発見があります。

海外のお友達に日本のことを自分の言葉で伝えたいときにも役立つ一冊です。

Curious George(ひとまねこざるときいろいぼうし)

作・絵: H.A.レイ
出版社: Houghton Mifflin Company
U.S.定価 :$ 14.95

アメリカをはじめとして世界中の子供に愛され、日本でも有名な「おさるのジョージ」シリーズ。

アフリカで暮らしていた子ザルのジョージは、イエローハットさんと出会って意気投合。好奇心からニューヨークについてきますが、毎度ちょっとした騒動を起こす..….というお話です。

日常的な英語表現がたくさん出てくるので、英会話にも幅が出るとっかかりになります。

「英語の絵本おすすめランキング15選!【年齢別・あらすじ付き】」まとめ

いかがでしたでしょうか。親子で英語を学ぶとき、大事なのは続けることです。お父さん・お母さんが楽しくページをめくっていれば、子どももきっと興味を持つはず。

英語が第一目的になるのではなく、子どもと触れ合う機会の中に英語を取り入れることで、生活の一部として楽しんでみてください。