0歳向け絵本おすすめランキング!赤ちゃんへ読み聞かせのコツも紹介

生まれたての赤ちゃんにはいつから絵本を読んであげればいいのかしら?誰しもぶつかるこの問題、新米ママやパパなら、特に覚えがあるのではないでしょうか。

0歳児はまだまだ視力、聴力共に発達段階。その頃の赤ちゃんに合った、効果的な読み聞かせのコツがあるのですよ。おすすめ絵本と共にその方法もお伝えしますので、ぜひ親子で楽しくチャレンジしてみてくださいね。

0歳向けの絵本の選び方は?読み聞かせのコツも

赤ちゃんが生まれたと同時に、ママやパパは育児に追われ、四苦八苦する場面もありますよね。特に子育ては初めて挑戦することがたくさん。月齢に合った遊びや絵本で、親子一緒に楽しみたいけれど、正直なところ余裕がない時もあるのではないでしょうか。寝んね期からでも始められる、読み聞かせのポイントをいくつか紹介します。無理のない範囲で、楽しみながらやってみましょう。

0歳児だって絵本を楽しめる!

言葉をまだ理解できない0歳児。絵本を読んであげても、反応が薄いし、これって本当に読む意味があるのだろうか?そんな不安を一度は抱いたことがあるではないでしょうか。実はママのお腹の中にいた頃から、赤ちゃんには聴力が備わっているそうですよ。反応がイマイチでも、赤ちゃんなりにじっとママの様子を見ているはず。意味がない行為なのでは?と感じることはありません。自信と愛情をもって、ゆっくりと読み聞かせてあげましょう。

0歳児は歌や音、色や形の変化が楽しい

赤ちゃんはリズムの良い歌や音、また色や形などが変化するのが大好きです。絵本の中にでてくる歌を繰り返し聞かせてあげれば、泣き止まない時や、眠る前などにも効果的ですよ。簡単な形がわかりやすく変形したりするだけでも、赤ちゃんにとっては「アレッ?」とした楽しさに繋がります。

0歳児へ読み聞かせる時は小さい絵本が◎

0歳期の赤ちゃんに絵本を読み聞かせるには、ママの膝の上にのせるか、添い寝をするようにぴったりと引っ付いてみましょう。肌と肌が触れ合うことで、赤ちゃんも安心します。そうなると絵本の大きさは、片手で扱うことができる小さめサイズがベスト。お子さんが自分でページをめくることができる頃にも、小さな手にフィットしやすいですよ。

0歳児の誤飲防止に布や厚紙製を選ぶ

赤ちゃんは何にでも興味津々。小さなものはすぐに口に入れてしまう危険性もあります。厚紙製の絵本なら、紙が破れにくく、誤飲を防止することができます。布製の絵本も耐久性や、汚れた時のことを考えると、安心して与えてあげられますね。ただし、赤ちゃんは大人が予想もしないような思わぬことをしてしまうもの。「絶対安心」と過信せず、取り扱う際は十分に注意してあげましょう。

0歳向け絵本:ねんね期でも楽しめる3選

もこ もこもこ

作: 谷川 俊太郎 絵: 元永 定正
出版社: 文研出版  本体価格: ¥1,300 +税

「もこもこ」、「にょき」、不思議な擬音と、鮮やかな色彩で彩られた作品。耳に楽しく残る音に、赤ちゃんは興味が湧くことでしょう。生まれて間もない頃から2ヶ月ほどは、視力が安定しておらず、物がぼんやり見えているそうですよ。だんだんと物がわかり始める頃にも、読んであげたい本です。イラストの形に触れながら読むと良いかもしれませんね。

ごぶごぶ ごぼごぼ

作: 駒形 克己 出版社: 福音館書店 
本体価格: ¥800 +税

いくつもの丸が大きくなったり小さくなったり、重なったり連なったりと、様々な形に変化していきます。ところどころ丸の形に沿って穴が空いていて、触りながら楽しむこともできます。はっきりとした色合いなので、赤ちゃんにも見やすい構成になっていますよ。また、0歳期は特におっぱいの形に似た「丸」に反応するそうなので、読み慣れてくれば次第にいろいろな表情を見せてくれるかもしれません。

いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

絵: かしわら あきお 出版社: 学研 
本体価格: ¥880 +税

赤ちゃんの大好きな縞模様がたくさん。コントラストの強い配色で、視力が発達段階の生まれたての頃も十分に楽しめます。「しましま、ぐるぐる」というフレーズと共に、可愛らしいお顔がついた魚や、キャンディーが登場しますよ。返ってくる反応が喜びに満ちていて、読んでいるこちらまで楽しくなってくる1冊。月齢がまだ低く反応が薄くても、じっとママやパパの様子を見て、赤ちゃんなりに楽しんでいます。明るく楽しい雰囲気で読んであげてくださいね。

0歳向け絵本:音や歌、リズムで楽しめる3選

ちいさなおうたあそびのえほん ゆかいにホホホ

絵: おくだちず  出版社: 三起商行(ミキハウス)
本体価格: ¥1,200 +税

手のひらサイズで可愛らしい作品です。お出かけに持っていくのも簡単で、お子さんの手にも扱いやすいですよ。収録曲は「ぞうさん」、「ふしぎなポケット」、「あたま かた ひざ ポン」、「おべんとうばこのうた」の4曲です。うち2曲は手遊び用の振り付けも紹介されています。親子でぴったり引っ付いて、スキンシップを取りながら読んでみてあげましょう。音楽を流すボタンと、止めるボタンが付いていて、音を鳴らしたくない場面にも役立ちそう。小さいサイズなので、赤ちゃんを抱っこしながらの読み聞かせもしやすいです。

音と光のメロディえほん キラ★キラ

絵: おくだちず  出版社: 三起商行(ミキハウス)
本体価格: ¥1,200 +税

音の出る絵本は赤ちゃんも大好き!その中でもこちらの作品は、音に合わせて光るようになっています。手のひらサイズなので、外出先でも楽しめますよ。便利な2度押しストップ機能が付くなど、より快適に使うことができるような構造になっています。収録曲は「きらきらぼし」、「おんまはみんな」、「だるまさん」、「もりのくまさん」の4曲。メロディーに合わせてオレンジ、緑、黄色の3色がランダムに光り、赤ちゃんも楽しめるはず。ピカピカと目を引くので、泣きぐずる時の頼もしい味方になってくれそうですね。

じゃあじゃあびりびり

作・絵: まつい のりこ  出版社: 偕成社
本体価格: ¥600 +税

こちらは光や音は出ませんが、代わりに「じゃあ、じゃあ」や、「びりびり」、「わんわん」等の言葉の音を楽しめる1冊ですよ。コンパクトなサイズながらも描かれているイラストと本文で、赤ちゃんの心を心地よく刺激してくれます。何でも口に入れてしまいがちな0歳児。そんな小さな頃に安心な厚紙製になっています。お子さんに持たせてあげる時を考えても耐久性はバッチリ。繰り返し読んであげることで、子ども達は言葉がもつ、「音」の楽しさに出会えるはず。ぜひ持っておきたい作品ですね。

3歳向け絵本:カラフルが楽しい!色や形を楽しむ3選

かお かお どんなかお

作: 柳原 良平 出版社: こぐま社 
本体価格: ¥800 +税

赤ちゃんは「お顔」にとっても興味を引かれます。丸い形にお目目をふたつ、お鼻とお口をひとつずつ。はい!お顔の出来上がり!絵本のイラストに合わせて表情を作り、読んであげましょう。シンプルな図形の配置が少し変わるだけで、表現力がぐんと広がります。読んでいるうちに大人も楽しくなる1冊です。

赤ちゃんのことばあそび 愛蔵版 だっだぁー

作: ナムーラミチヨ  出版社: 主婦の友社
本体価格: ¥850 +税

赤ちゃん用の絵本としては、新しい切り口となるこの1冊。味のあるお顔を象った粘土が登場します。タイトルにもあるように本文には、「だっだぁ〜」等の擬音語がずらり。読み手となる大人は、最初少しだけ戸惑うかもしれません。しかし読み慣れてくると、それぞれの言葉の「音」の違いが楽しくなってきますよ。生まれて間もない赤ちゃんは、意味のある言葉を発することがまだできませんが、言葉の音の高低差や、ニュアンスの楽しみ方を1番知っているのかもしれませんね。赤ちゃんの反応が楽しくなってくる作品です。ぜひ、自由に、のびのびと読んであげましょう。

なーんだ なんだ

作: カズコ・G・ストーン 出版社: 童心社 
本体価格: ¥800 +税

「なーんだ なんだ くろいの なんだ?」絵本を覗き込みたくなるようなフレーズですよね。最初は簡単な黒い丸の形がひとつ、ふたつ並び、そこからリズムよく本文が続いていきます。黒い丸の正体は・・・可愛らしいパンダちゃんのお耳!はっきりとした色使いと、シンプルな図形のみの構成なので、赤ちゃんも読みやすいですよ。ぜひ抑揚をつけて読んであげてください。ページをめくる度、次の展開が楽しみになる1冊です。

「0歳向け絵本おすすめランキング!赤ちゃんへ読み聞かせのコツも紹介」まとめ

赤ちゃんと一緒に絵本を楽しむこと、こんなに愛しくかけがえのない時間はありません。子どもの成長はあっという間です。育児は思った以上に大変だという方も、いつしか大人になっていく我が子を見て、寂しく思える時期がきてしまいます。絵本を読み聞かせる最も重要なポイントは、愛情をお互いが感じ、その優しい時間を大切にすることではないでしょうか。

今しか味わうことができないこの時間を、無理のない範囲で、親子でたっぷりと楽しんでくださいね。