小学校5年生から学校で歴史を学ぶようになった娘。
どうやらとっても面白く大好きな科目になったようで、学校の授業では物足りなくなってきました。
図書館で伝記物語を借りてきたり、通信講座の教材で学びを深めたりしていましたが、まだまだ学びたい様子。
そこで、「何かないかなぁ〜」と探していたところ、目を惹くかっこいいカードゲームを発見しました。
見た目もさることながらユニークな設定の新感覚カードゲーム、Hi!story(2980円税込)。
購入してプレイしてみたところ、想像以上に親子共々どハマりしました。
今回はそんな様子をお伝えします。
Hi!storyってどんなゲーム?
Hi!storyは、「歴史を楽しく主体的に!」をモットーに、なんと大学生5人で考案&制作された対戦型カードゲーム。
「歴史の本質は暗記ではない。歴史を学ぶことが受験を乗り切るための手段と化している現状で、歴史の奥深さや面白さを子ども達に伝えたい!」
このカードゲームは、彼らのこんな想いから始まったそうです。
また、歴史を学ぶ意義を「俯瞰的な視点を身につけ、自分と異なる背景を持つ他者を受け入れること、過去の成功や失敗から今を理解し、未来を豊かにすること」と捉えているところも魅力的でした。
実は筆者は地歴公民科の教員歴10年以上。その経験からも、とても熱く共感しました。
現役高校教師も太鼓判を押すこのカードゲーム。大学生のセンスの良さも相まって、娘は一度カードを見たら登場人物の虜になってしまいました。
実はこのカード、全てAIがデザインしているそう。美しく描かれた人物には、すごい!のひと言です。
「やってみよう!」と始めるも…早くも苦戦
娘は素敵なビジュアルの虜になりましたが…早くも苦戦しました。
その理由は、まだ先史時代から平安時代までしか学校で学習していなかったということ。
「どれどれ、お母さんならイケるはず!」と豪語していましたが…私も「??」。
それもそのはず。このカードゲームには歴史上の人物もいれば、現代のプレイヤーもいるのです。
「ただのカードゲームではないな…」と気づいた私たち、もうお手上げ(笑)。
やはりちゃんと遊び方を調べようと、ゲームのやり方がわかるYouTube解説を見ることにしました。
このゲームには全32枚のカードがあり、それぞれ、ランク・パワー・効果・コラムなどの情報が書かれています。
このゲームには「召喚」「効果発動」「セット」「攻撃」の4つの場面があり、相手の山札を0にした方が勝ち。
カードを使ってバトルができるなんて、驚きました。慣れてきたら、歴史を知らずともバトルができます。
最初は苦戦していた娘。
「だって、この人知らないもん…」と言っていましたが、カードの中にキーワードがあることに気づくと自ら調べ始めました。
例えば、「明智光秀」。
「なぜ豪火の裏切りって言うの?」「本能寺の変って何?」色々な疑問が生まれ、ワクワクしながら調べるその姿を見て、「本来、学ぶことは楽しいことなんだよな…」と改めて気づくことができました。
Hi!storyの3つの魅力
洗練されたデザインカード
なんと言っても、目を惹く洗練されたデザインです。
全てAIで生成されているというところも、他の商品にはない魅力です。
また、歴史を知らずともこのカードを見れば学ぶことができる工夫がされています。
戦い方次第で無限に広がる
カードの組み合わせによって遊び方が無限に広がるところもオススメです。
最も強い手札の組み合わせをその場で考えなければならないので、判断力や決断力も求められます。
とにかく斬新
Hi!storyは、デザインもさることながら、遊び方も斬新です。ゲームなのか学習なのか曖昧な時間を楽しみながら、結果的に歴史的事柄が記憶に残る…そんな感覚です。
新たな学びのスタイルとして今後、定着していくかもしれませんね。
Hi!storyは平安鎌倉vs 幕末明治編(2980円)と室町戦国拡張版(1980円)の2種類。
どちらも面白いこと間違いなし!
ぜひ家族みんなでバトルしてみてください。