国語の勉強になるカードゲーム「レシピ」でコミュニケーションを育む

みなさんは、カードゲームの「レシピ」をご存知ですか。

レシピシリーズは、日常の料理づくりに興味を持つことを目的としたカードゲームです。

料理に興味を持ち始めた8歳の次男に向けて購入したのですが、このレシピというカードゲーム、実は料理への興味だけでなく“コミュニケーション能力”の向上にも役立つことが分かりました。

誰もが知っている定番の料理や具材を使いながら“伝える力”を育む、レシピの魅力とおすすめポイントを紹介します。

レシピの販売元は?どこで購入できる?

2014年4月に、創設者の小倉大輔氏が個人事業主として始めたのが「レシピ」のカードゲームの販売。

発売当初から幼稚園に保育園と、教育施設から高い評価を得ていました。

販路拡大のために2020年に「株式会社ホッパーエンターテインメント」として法人化し、知育玩具を中心とした企画・製造・販売を行っています。

amazonや楽天市場、ヤフーショッピングで購入が可能で、定価は1,560円(税込)です。

4歳から大人まで楽しく遊べる!レシピのルールと遊び方

対象年齢は4歳から、プレイ時間は5分程度と、サクッと遊べるのがレシピのいいところ。

メニューカードに描かれた料理を完成させるために、6種類の“ぐざいカード”を早く集めて、料理を完成させた人が勝ちというシンプルなルールです。

それでは簡単に遊び方を説明します。

準備

まずは[キッチンカウンター]カードを人数分で配置します。

[ぐざいカード]を裏返しにした状態で、6枚ずつ配ります(残ったカードは、山札としてテーブルの真ん中に配置します)。

メニューカードを一人1枚ずつ引き、他のプレイヤーに見えないようにメニューを確認します。

ここで配られた[ぐざいカード]を確認し、揃っているカードがあればメニューカードに描かれている並びと同じように配置します。

プレイ方法

ジャンケンで順番を決定します。

自分の番がきたら、必要のない[ぐざいカード]を1枚シンクに置き、山札から1枚引きます。

引いたカードが必要な[ぐざい]であれば、裏返しにしてキッチンカウンターに配置します。

そうでない場合には、そのまま手元にストックしたままでOKです。

他プレイヤーがシンクに置いた[ぐざいカード]が、自分にとっての欲しいカードであった場合「レシピ!」と宣言することでそのカードをゲットできます。

更にその際には、他プレイヤーの順番を飛ばして自分の順番にすることができます。

その後は、レシピ宣言をしたプレイヤーの次のプレイヤーからの再開となります。

勝敗について

あと一枚の[ぐざいカード]でメニューが完成する状況になったら「ごはんですよ!」と宣言します。

そして出来上がったら「できあがり!」の宣言と共に、勝利が確定します。

ゲームは1番最初に「できあがり」を宣言したプレイヤーが勝利となりますが、3人以上の場合は以降もゲームを続行することも可能です。

“伝える・伝わる”が楽しめる理由

教育施設で使われていることもあり、大人と子どもが一緒になって遊ぶのに適しているレシピのカードゲーム。

コミュニケーションツールとしてもおすすめできる理由を、実際に遊んだ感想と併せてお伝えします。

探求心をもって推察できる

他プレイヤーがシンクに置いた[ぐざいカード]が、自分の欲しいカードだった場合に「レシピ」宣言をすることで、そのカードを手に入れられます。

そこでその[ぐざいカード]がどの具材であるかによって、料理のメニューを推察することが可能です。

「もしかしてオムライス?」

「スパゲティナポリタンでも、たまねぎは使うよね!」

このように[たまねぎ]の[ぐざいカード]ひとつでも、推察することを楽しみながらゲームを進められます。

遊び方のアレンジでコミュニケーションを取り合える

基本ルールや遊び方はありますが、アレンジを加えると楽しみ方が変わります。

我が家では、メニューカードを引いて、料理のレシピをカードを使いながら説明するというゲームを生み出しました。

なんのレシピを作ったかを、一番に当てた人が勝ちです。

長男も次男も料理は初心者なので、どうやって料理をするかは分かっていないからこそ、珍回答が出て面白いです。

肉じゃがってどんな野菜が入っているかな?調味料って何がいるんだろう?と、面白おかしく考えながら、それぞれの個性溢れるレシピを開発してくれました。

レシピで遊ぼう!コミュニケーションを楽しもう

カードゲームを通して料理の楽しさを知る「レシピ」を紹介しました。

レシピは、ご当地バージョンやパンバージョン、ワールドバージョンと、様々な種類がラインナップされています。

手持ちのレシピと合体させると、メニュー数が増えることで大人数のプレイにも対応できます。

オンラインゲームにはない、友人や家族との対話を楽しみながらのカードゲーム「レシピ」。

「最近子どもとコミュニケーションが取れていないかも…」と感じている親御さんへ、コミュニケーションツールの一つとしてぜひ、活用していただきたいです。