社会勉強を始めるなら「お金が学べるどうぶつ村のおかいものゲーム」

小学生になると、子どもにお小遣いを渡し始める親御さんも多いのではないでしょうか。

我が家の子ども達のお小遣いの用途はゲームの課金だったり、めいっぱいにお菓子を買ってみたり。

即日に「もうお金がなくなっちゃった!」ということもしょっちゅうあります。

お金の大切さをちゃんと分かってほしいという思いで、手に取ったのが「お金が学べるどうぶつ村のおかいものゲーム」です。

今回は社会勉強の一つとして、お金の使い方をゲームで学べる本商品を紹介します。

お小遣いをあげるお年頃になったお子様がいらっしゃる方はぜひ、参考にしてみてください。

「お金が学べるどうぶつ村のおかいものゲーム」の概要

知育玩具や学習教材でおなじみの学研プラスから販売されているこのゲームは、1,320円(税込)で、各書店やインターネットでの購入が可能です。

まずは、どんなものが付属されているかを紹介します。

付属品

  • すごろくゲームシート(2枚)
  • ミニゲームシート(2枚)
  • お金カード、しょうひんカード、さいころ、お金トランプ
  • レジスター
  • 説明書

全てのカードは、全て手作業で切り離す必要があり、これが意外と一苦労です(笑)

また、レジスターやすごろく用のコマなどはのり付けをしながら組み立てなければいけないので、スムーズに遊ぶためには大人の方がやってあげたほうがいいかもしれません。

全てのアイテムは紙製で細かいため、セロテープやラミネート等で補強するのも一つです。

遊びの種類

基本的な買い物の体験と、お手伝いをしながらお金を稼いでいくすごろくモード2種類と、お金の計算や価値についてを学ぶミニゲームが8種類と計10パターンの遊びができます。

どれも最終的には「お金の使い方を、楽しみながら学ぶ」のテーマに沿って進められています。

すごろくのルール解説

プレイをする子どもに向けて、すごろくのルールが分かりやすく簡単に説明されています。

「持っているお金がしょうひんカードの値段に足りない」

「お金が全くなくなってしまった!」

ゲーム中に起こりえる問題に直面した際のアドバイスが記載されているので、子どもの力だけでゲームを進めていけます。

ゲームを通して身につけられるお金の知識とは?

お金の種類や大小、コインでの支払い方におつりの計算、そして計画的なお金の使い方と様々なことが学べるこのゲーム。

最終的なゴールとは、どのようなことなのでしょうか。

お金の価値の実感

すごろくの中で買い物をしたり、お手伝いをして得られる収入を通して、お金の価値を実感することができます。

無駄遣いをしたために、いざという時に必要なものが買えない。

成功だけでなく、失敗経験もすることで、実際にお金を手にした時の価値を感じられるようになるのが理想です。

お金を貯める習慣

その時の一瞬の感情や勢いでものを買うのではなく、本当に必要なのか?今買わなければいけないものなのか?

お金の使い方に慎重になることで、貯める習慣を付けられるようになることも、このゲームでの最終的なゴールであるといえそうです。

お金に対しての価値観は変わる?おかいものゲームに挑戦

子どもだけでなく、大人もお金の使い方を改めて考え直すことができそう!

ということで、母と子ども二人でおかいものゲームに挑戦してみました。

お金をいくら出したらおつりは何円?

お手伝いをすることで収入を得ながら、止まるマスによって買い物ができたり、時には財布を落としてお金を失うといったイベントもあります。

区切りの良い数字だけでなく“たこやきパン 199円”“やきにく大福 401円”と、半端な金額のものも多く登場します。

「401円だから1000円じゃなくて、405円払ったほうがおつりが少なくなりそう!」

「1円玉がたくさんあるから、小銭を使いきれるぞ」

このように頭を使いながら、お買い物の疑似体験ができます。

ちなみに付属されているお金は、ちゃんと裏表に印字がされていて本格的なんです!

すごろくならではのイベントでゲームが盛り上がる

すごろくには“ふくびきけん”や“びんぼうカード”といったイベントマスがあります。

お金を700円戻したり、1回休みになったりとアンラッキーなマス。

ふくびきけんは多くそのマスにとまるほど、最後にはアイテムやお金となってリターンされるというものです。

ゲーム中にうまくいかず、すねていた次男もふくびきけんのリターンで1位に返り咲いたり、一方で順調だった長男がびんぼうカードマスに止まることが多くなったりとイベントマスでおおいに盛り上がりました。

すごろくだけじゃない!ミニゲームもあって長く遊べる

すごろくゲーム2種類の他に、なんと8つのミニゲームでも遊べる本商品。

  • 大きいお金のほうへすすもう
  • 貯金箱にはいくらある?
  • おつりの出ない自動販売機

ゲームの中で両替や支払い方、計画的な使い方までを学べるというものです。

生活の中でお金を使いこなす力を身につけるのは、なかなか大変なので、このようにアナログなゲームの中で学びを取り入れていけるのがいいですね。

小5の長男にはちょっと幼稚だったかな…とも感じたのですが、むしろ大人の私でも「おもしろい!」と感じました。

人数が多いほど楽しめる内容です。

学校では教えてくれないお金のことを学べる

ものの価値の考え方を教えるのは、なかなか難しいものです。

そんな中で「お金が学べるどうぶつ村のおかいものゲーム」でお金のことを学んだことで、少しは子ども達にお金の使い方や、使い道を考えるきっかけを与えられたのではないかと思います。

これから成長し、大人になっていく過程で大事になるお金のこと。

学校では教えてくれないからこそ、子ども達にその大切さを今後も伝えていきたいと感じました。