理科の勉強は科学から!ピクサーのなかまと学ぶ本「宇宙のふしぎ」

小学校の理科の授業では、自然界で起こる現象や事柄について、科学的に解決する力を育むことを目標にしています。

そのために、日頃から身の回りの科学に興味を持つことが大事になってきます。

今回は、ピクサーのなかまと学ぶ科学シリーズの「宇宙のふしぎ」を購入しました。

子どもが大好きな宇宙と、ピクサーの人気キャラクターを掛け合わせた一冊です。

本書を通して、どのように科学への興味が湧くかを、実際に我が子に読んでもらいレビューしていきます!

宇宙のふしぎの基本情報

角川書店でおなじみのKADOKAWAが発行する宇宙のふしぎは、定価980円(税別)で、全国の書店やインターネットでの購入が可能です。

全ページオールカラーの“はじめての科学”はシリーズ化されており、地球に生き物、人体にテクノロジーのふしぎと、テーマのラインナップが豊富です。

好きなキャラクターや、興味が湧きそうな分野から、どの本にするかを選べます。

おすすめポイント

表紙を見るだけでワクワクしてくる、宇宙のふしぎのおすすめポイントを紹介します。

ピクサーのキャラクターが登場する

宇宙のふしぎには、トイストーリーやモンスターズインク、ウォーリーのキャラクターが随所に登場します。

ページごとに様々な表情を見せてくれるので“これは〇〇のキャラクターだ”と、楽しみながら読み進められます。

理科の勉強に繋がる「宇宙」がテーマ

本書では「太陽」「月」「星」「惑星」「深宇宙」と5つのテーマに沿いながら、宇宙の謎を紐解いていきます。

小学四年生では月の形や星の動き、六年生では太陽と月の満ち欠け、そして中学生ともなると太陽系の天体に加え銀河系の存在を学ぶことから、科学の学習は長く続きます。

理科の学習の原点ともなる宇宙のあれこれを、宇宙のふしぎで触れられるのは、後々にも役に立つことは間違いありません。

身近でよくある疑問に答えてくれる

「地球はどうして丸いの?」

「宇宙人は本当にいるの?」

「太陽はどれくらい熱いの?」

空を見つめている子どもは、こうした様々な素朴な疑問を感じています。

このような疑問について、イラストに写真、図を用いて分かりやすく解説してくれるのが本書の魅力。

文章には振り仮名がついているので、低学年のお子さんでも簡単に読めます。

宇宙のふしぎで得られるメリット

学校の教科書のように淡々と解説されているのではなく、子ども達が抱える疑問に答えるような進み方になっているので、理科(科学)に興味が持てる・好きになるきっかけにできるのが大きなメリットです。

更にほかのテーマに対する探求心や、宇宙についてもっと深掘りしようとする気持ちが湧いてくることが期待できます。

理科の入門書として、また長期休みの自由研究の参考書としても役立ちそうです。

小学生なら読んでほしい!読んでみて感じたことは?

今春から三年生に進級した次男に、宇宙のふしぎを読んでもらいました。

太陽や月・星に惑星が、そもそも何であるのかを冒頭に説明してくれているので、科学初心者の彼でも抵抗なく読み始められました。

「太陽は大きくて熱い、みんなの頼れるリーダー」といったイメージしやすい説明で、自分はどのタイプかな?という視点で見てみるのも面白いです。

音読よりは黙読に向いているようで、ちょっとした時間があると気軽に読んでいる姿がみられました。

「ママ、月はどうして丸いか知ってる?」

「惑星はいくつあるか分かる?」

本で得た知識を、私に自慢するかのように教えてくれます。

本書のキャッチコピーにもなっている“あした友だちに自慢したくなる50のハナシ”というように、勉強するよりは「へぇ~、なるほど!」と感じられるような一冊です。

それぞれのテーマの最後にはクイズもあるので、習得度のチェックもできます。

ところどころに現れるピクサーのキャラクター効果や、内容が2ページで完結するというサクサク読み進められる部分から、飽きない工夫が詰まっていると感じました。

宇宙のふしぎで好奇心と探求心を育もう

ピクサーのなかまと学ぶはじめての科学シリーズ「宇宙のふしぎ」を紹介しました。

宇宙にまつわる身近な疑問を分かりやすく解説してくれるため「もっと詳しく知りたい」と、好奇心や探求心が育まれる内容です。

将来的に中学受験を考えていたり、科学に興味を持ってほしいと考えている親御さんにもぜひ、手に取ってもらいたい一冊です。

全ての学習に繋がる読解力も向上しそうだと感じました。

これをきっかけに、これからの理科の学習を楽しんでくれたらいいな、と思います。