小2の壁と言われる算数もこのかるたでクリア「さんすうかるた」

小学校2年生の次女は算数が大の苦手。

苦手になったきっかけは、くりあがりのある計算・くりさがりのある計算の学習でした。

「最近、算数がわからない」「難しいからもうやらない」と弱音を吐くようになった娘ですが、それもそのはず。

私が小学生のころは、『小4の壁』と言われていたような算数のつまづきが、今では低学年から高度なことを学ぶため『小2の壁』と言われ、つまずきも早期化しているようです。

「まだ2年生なのに…」と我が子を心配する反面、強制的に学習させるのは本意ではなかったので、何か楽しみながら学べる教材はないかな…と探していました。

そんな時に見つけたのが、Dekanga shopから販売されている「さんすうかるた〜文章題編〜」です。
算数でかるた?想像はつきませんでしたが、なんだか面白そうだと思い購入しました。

さんすうかるた〜文章題編〜どうやって遊ぶの?

Dekanga shopから販売されている「さんすうかるた〜文章題編〜」(税込1500円)は、数字と可愛いイラストが書かれている絵札と、文章題が書かれている読み札の合計80枚のかるたです。

1・10・100・1000の位の数字がそれぞれあり、書かれているイラストも数字に関連する工夫がなされています。

2年生で単位変換を学びますが、娘はこれにかなり苦戦していました。デシリットル・ミリリットル・リットル、数字だけを頭の中で考えているととても難しい単元です。

しかし、この「さんすうかるた〜文章題編〜」を使って問題を解くと「あ!そういうことね」とイメージから理解が進み、定着するようになりました。

例えば…1000の絵札。これは牛乳の内容量を表すイラストです。

「1リットルは1000ml」「2リットルは何デシリットル?」などスムーズになりました。

多くの子どもが苦手とする文章問題を自分で作ることができる?!

娘は文章問題も苦手です。

最初はかるたを取る側で遊んでいましたが、「ちょっと読んでみる!」と読み手に変更。

すると…最初は読み札の文章を棒読みでしたが、次第に工夫を凝らすようになりました。

読み札には答えも書かれていますが、あえて答えは読まずに待ってみたり、答えを先に言って問題を取り手に考えさせたりしていました。

子どもの応用力や遊び心に驚きました。

と同時に、このカードの自由度の高さにも感動しました。

今までは文章題を読むのに必死で、数式を考えるところに行き着く前に心が折れてしまう娘でしたが、自分で問題を作れる達成感や文章題の成り立ちを知ることで少しずつ文章題の抵抗感がなくなっているように感じます。

兄弟にも良い影響が…

娘は算数が苦手で、いつも一人では行き詰まってしまいます。

このかるたは毎日、学校が終わるとすぐにパパとしています。そんな姿をみた息子が「僕もやりたい!」と言うようになりました。

息子は4月から小学生です。

今、最も文字や数字に興味を持っています。そこで、娘と一緒に「さんすうかるた〜文章題編〜」をやってみると…

今まで5までの数しかわからなかった息子が、10よりも大きい数まで理解するようになりました。

また、日頃算数の苦手意識が強い娘が「1足す1は2でしょ…」と一生懸命弟に説明するではないですか!!その誇らしげな表情をみるととても嬉しく思いました。

このかるたの良いところは、家族みんなでできるところ。

問題のレベルも工夫次第で変更でき、子どもたちがいきいきと学ぶことができます。

また、他のかるたではみたことのないようなユニークなイラストに、大人の私が「なるほどね!この絵で説明すればわかりやすいな」と納得してしまうほどでした。

特に小学校低学年のお子さんを持つご家庭で取り入れたら良い教材。
入学祝いなどのプレゼントにももってこいですよ。