いつもオンラインゲームばかりのお子様に、どうにか気を逸らせたり、別の興味を与えたいと考えている親御さんは多いと思います。
カードゲームやパズルなどもおすすめですが、今回は新感覚の立体迷路「パープレクサスオリジナル」を紹介します。
世界中でパープレクサスが人気を誇っているのは、オンラインゲームでは味わえない手先の感覚は、学習力にも繋がる力が身に付くから。
その魅力をたっぷりと解説していきます。
パープレクサスの基本情報
パープレクサスは、カナダを本社に置くスピンマスターというメーカーの商品です。
日本では正規代理店として、OHSサプライが販売をしています。
アメリカ、フランス、フランスなど約16箇所にオフィスを構えており、全世界で1600人以上の従業員がいるそうです。
球体の中にある立体迷路の中でボールを転がし、数々の難関をくぐり抜けながらゴールを目指すパープレクサス。
レベル別により商品の金額も変わりますが、Amazonで見ると、2,000円前後のものが多いです。
推奨は4歳以上からとなっており、初級〜上級までの全8種類と、幅広いシリーズが展開されています。
パープレクサスオリジナルの遊び方
この商品が自宅に届いた際、説明書がない!と探していると、パッケージの裏面にさらりと説明書きがありました(笑)
スタートポジションにボールをセットし、迷路の通路上に記された番号1〜100までを辿りゴールを目指していくという、とてもシンプルで簡単な遊びです。
攻略ができたら、タイムトライアルやお友達同士での競争でも楽しむことができ、物足りなさを感じたら同シリーズの上級モデルに挑戦することも可能です。
簡単そうなのに難しい!いつのまにか夢中になる
暇さえあればゲームをしている長男(小4)に、パープレクサスに挑戦してもらうことにしました。
元祖パープレクサスともいわれる、最もオーソドックスなレベルの「オリジナル」に決め、早速手渡すと「簡単そう」と強気な発言。
軽快に球体を回したり傾けたりするものの、数分もしないうちに「なんだこれは!」と、本気モードに(笑)
遊び方はシンプルですが、内部の構造は複雑。
それは、迷路の構造の中で出現する難関の種類が多いためです。
慎重さが試される“スーパースパイラル”や、球をアームに入れて運ばなければならない“スイングアーム”に、ハラハラドキドキのカーブが待ち受ける“スネーク”と仕掛けがいっぱい。
何度も球を落としては「もうやらない!」と言いつつも、数分後にはまた手に取っている姿が良い意味での中毒性を生んでいるなと、ニヤリとしました。
集中しないと絶対にできないよ!と、最初に余裕を見せていた姿はもう、そこにありません(笑)
私自身も意外とハマってしまい、どちらが大きな数まで進めるかと、親子で楽しませてもらいました。
3つの力を育む!デジタルでは感じられない魅力とは
実際にパープレクサスを試してみたレビューも含め、この商品で身につけられる3つの力についてまとめました。
空間認識能力
球体の中を見つめて、形をとらえたり「どのように進めればゴールに近づけるか」と、論理的に考えることができます。
コントローラーのボタン一つで操作のできるゲームとは違い、自分自身の手先を使って上手く傾けたり回したりできるのも脳トレになって良いと思います。
集中力
一点だけに集中するのではなく、次に待ち構える難関にも目を配らなければならないため、集中力がアップします。
特に難関や何度も失敗している箇所については、慎重さも加わります。
根気
そう簡単にはクリアができない立体迷路なので、途中でイライラしたり、投げ出したりしたくもなります。
でも、なぜかまた手に取ってしまうのがパープレクサスの魅力。
何度も諦めずに挑戦する、根気も身に付きます。
パープレクサスで粘り強く挑戦する気持ちになれる
スマホやゲームに疲れたり、おうち時間で暇を持て余してしまう子どもに、ぜひ挑戦してもらいたい「パープレクサス」について紹介しました。
新感覚の立体迷路を自らの手で操作をし、難関をクリアしながらゴールを目指していく、粘り強さや集中力を高められます。
空間認識能力の向上にもなるので、遊びの中でお子さんの様々な能力を高めたいと考えている親御さんは、ぜひ手にとって試してみてくださいね。