漢字を無理なく伸ばせるかも!「小学生手書き漢字ドリル1026」

我が家の小4長女は壊滅的に漢字が書けない。さまざまな漢字学習方法を試しましたが根本的な解決には至っておりません。そもそも発達グレーゾーンの小4長女は、小さな字を書くことが苦手。運筆自体に難があります。そこでひらめいたのが、手書きの漢字アプリ「小学生手書き漢字ドリル1026」です。スマホやタブレットアプリに手書きで書くのであれば、「運筆のせいでうまく書けない問題」がクリアできると考えました。ではさっそく「小学生手書き漢字ドリル1026」の概要やグレーゾーンの小4長女の感想や成果をご紹介します。

シリーズ累計3000万ダウンロード突破「小学生手書き漢字ドリル1026」

「小学生手書き漢字ドリル1026」はiPhoneやiPad、Android端末でプレイできる漢字学習アプリです。「小学生手書き漢字ドリル1026」は学校ネット株式会社が提供しています。同社がリリースした学習系アプリは累計4000万ダウンロードを突破しているとのこと。「アプリで学ぶこと」に特化した会社が作っているからこその安心感がありますね。

ちなみに本ブログで以前ご紹介した「早打ち英文法」を製作しているのも学校ネット株式会社です。

価格:基本は無料。広告を非表示にするためには370円必要。

「小学生手書き漢字ドリル1026」は課金をしなくてもすべての漢字を学べます。ですが広告を誤ってタッチしてしまう子や気が散ってしまう子は、広告を非表示にしてもよいかもしれません。370円であればドリルを1冊買うよりも安いので、ダウンロードして子どものはまり具合によって課金を決めるとよいでしょう。

「小学生手書き漢字ドリル1026」の魅力と注意点

「小学生手書き漢字ドリル1026」は小学校で学ぶ1026文字の漢字を学べます。学ぶ漢字は学年ごとに分類されており、さらに学年の中でも5文字ごとに細分化されています。ランダムで出題される漢字テストもありますので、復習にも最適。

ただし「書き順が間違っていても正解」「漢字自体が間違っていても正解」といった注意点もあります。このアプリだけで学習していると、誤った書き順や漢字を学んでしまうおそれがあるでしょう。アプリ学習とともに、ドリル等で親が進捗をチェックしたほうがいいと感じました。

「小学生手書き漢字ドリル1026」の魅力

  • 1つのアプリで小学生が学ぶすべての漢字を学べる
  • 学年別、漢字別に細分化されており苦手な漢字を集中して学べる
  • 手書きだから運筆が苦手な子どもでも無理なく取り組める

「小学生手書き漢字ドリル1026」の注意点

  • 書き順までを判定しないから、誤った書き順が放置される
  • 漢字が間違っていても正解と判定されることが多い

漢字が超絶苦手なグレーゾーン長女はドリルよりも学びやすそうだけど……!

さて小4長女に「小学生手書き漢字ドリル1026」をダウンロードしたiPadを手渡してみました。するとドリルよりも心理的なハードルは低いようで、文句を言わずに取り組み始めたのです。「漢字のドリルしよっか」というだけで、般若のような顔をしていた長女にとっては大きな一歩。1つの課題が5つの漢字だけなので、「無数の漢字を書かされる感」がなくうんざりしません。

ただしじっくりと観察していると、「小学生手書き漢字ドリル1026」は書き順の判定をしてくれないため、誤った書き順のまま「正解」と表示されていました。また誤った漢字が「正解」と表示されることもあります。長女の場合は「青」の月の横線が1本足りないときも、「新」の「斤」が「攵」になっているときも「正解」と表示されておりました。

長女のようにわからない漢字をそれっぽく創作してしまう子どもにとっては、間違った漢字を正しいと誤学習してしまうリスクがあると感じます。とはいえ漢字学習に前向きに取り組んでくれた点は◎。子ども任せにせず、保護者が隣でチェックしながら進めるとよさそうです。

「小学生手書き漢字ドリル1026」が向いている子、向いていない子

最後に「小学生手書き漢字ドリル1026」が向いている子、向いていない子をまとめておきます。個人の感想ですので、参考程度にご一読いただけると幸いです。

「小学生手書き漢字ドリル1026」が向いている子

  • 鉛筆で書くことが苦手
  • ドリルの量に圧倒されてしまいうんざりして逃げてしまう
  • ドリルよりも気軽に漢字で取り組みたい
  • 漢字を繰り返し練習したい

「小学生手書き漢字ドリル1026」が向いていない子

  • 保護者が隣でチェックすることを嫌がり1人で学習を進めてしまう
  • わからない漢字はそれっぽく創作してしまう

「小学生手書き漢字ドリル1026」は書き順や書き誤りを正答判定してしまう問題はあるものの、漢字ドリルの代わりとして保護者と一緒に取り組めば問題はないと感じました。漢字が苦手な子が自律して進めると危険ですが、漢字が得意な子であればどんどん先取り学習も可能です。漢字の学習が苦手な方や課題を感じている方は楽しく前向きに取り組めそうです。