国語の勉強は本「寝るまえ1分おんどく366日」読解力を身につける

国語力を高めるのには「音読」が良いと言われています。

小さいうちから読むことに親しみのある子もいれば、なかなか意味を理解できなかったり、スムーズに読めなかったりと、音読を苦手としている子どもも多いかと思います。

今回は、子どもに本を読むことを習慣化させたい・国語力を身につけたいと考えている方におすすめの「寝る前1分おんどく366日」を紹介します。

寝る前の1分で脳がどんどん育ち、読む力がついていくのでぜひ、本書を活用して音読習慣を身につけましょう。

寝るまえ1分おんどく366日ってどんな本?

「寝るまえ1分おんどく366日」は、脳科学者である加藤俊徳氏が監修した、ひらがなの取得や音読脳トレーニングのためにつくられた知育本です。

amazonの知育教育・家庭教育のカテゴリーでベストセラー1位を獲得している本書は、レビュー数や評価も高く、人気の単行本であることが分かります。

発行部数は22万冊を突破しており、TSUTAYAや紀伊國屋書店など全国の書店でもカテゴリー別ナンバーワンに輝いている一冊。

価格は1,760円(税込)、対象年齢は4〜8才と、就学前から長く活用できます。

おすすめポイントは?

「たくさんの本を与えてきたけれど、なかなか気に入ってくれない」

興味や楽しさがないと続かない子どもにぴったりの本を探すのは、一苦労ですよね。

そんな子どもにこそ読んでほしい、本書のおすすめポイントをまとめました。

脳科学に基づいた効果的な音読トレーニングができる

音読の習得をサポートするという本書では、脳科学の視点で、3つの段階が発達していくような工夫がなされています。

「視覚・運動・聴覚」の感覚音読からはじまり「記憶・伝達」の認知音読、そして「理解・思考・感情」の発展音読の順序で組み立てられています。

科学的根拠があるからこそ「読めるようになってきた!」の実感が湧きやすいといえます。

寝るまえの1分で習慣化!飽きずに長く続けられる

効果はあると言われても、難しいとなかなか続かないですよね。

この本では、難易度別に少しずつ発展していくのはもちろん、タイトルにもある通り“寝る前の1分”で学習が完結してしまうのです。

スキマ時間に取り組めるので、子どもだけでなく、忙しい親にとっても音読を習慣化させやすいのではないでしょうか。

様々な「ことば」に触れられる

「そんなに短時間で音読なんて、読める作品も少ないのでは?」と思われがちですが、本書は約400ページと、まさに一年を通して楽しめるボリュームがあります。

また、私たちの知る名作や名言のほか、短歌・俳句、言葉遊びや詩・歌といった様々な言葉に触れられるんです。

更にページ内には読み方の表現の仕方であったり、読み間違えやすい助詞(~の、~を)への印が付いていたりと、スムーズに読み進められる工夫もみえます。

本当に続けられる?口コミは?

愛読者から多くの口コミが寄せられている中の、一部を紹介していきます。

“色々な言葉の表現を知る機会が、無理のない時間でできた”

“音読の習慣がバッチリついた。寝る前に一人で読むようになった”

“各ページイラストのテイストが違うので、絵を見て選ぶのも楽しいみたいです”

ほんの一例ではありますが、口コミを見ていても悪い評価はほとんどありませんでした。

子どもによって合う・合わないはあるものの、一見の価値ありといっても良いでしょう。

実際に試してみました

絵本は比較的好きだったものの、今も読書の習慣はほとんどない小学二年生の次男。

学校から“音読チェックシート”が配布されており、国語の教科書を読ませるものの、ただ読むだけでイヤイヤ感があふれ出ています。

そんな次男と一緒に「寝るまえ1分おんどく366」を、寝る前のコミュニケーションの一環として取り入れることにしてみました。

難易度の低いパートでは、ただ読むだけではなく「これってどういう意味なんだろう」と、その文章について考えてみたり「楽しい雰囲気が伝わるように読んでみよう」と、読み方に気を付けて音読してみました。

最初のうちは1ページ読んだだけで「はい、今日の音読終わりね」と勝手に終了する次男。ですが徐々に読む量を増やしたり、興味のあるページを自ら読んでみたりと、私が関与せずとも進んで手に取る様子がみえてきました。

各ページには“お楽しみ”として、間違い探しやクイズの記載もあるので、それらを解くのも楽しみの一つとなったようです。

更に気になったお話があった際には、その本を学校の図書館で借りて見てきたといいます。

これも本書の楽しみ方の一つかもしれません。

今のところは、私が音読タイムとして声を掛けている状態ですが、今後はそれが習慣化されそうな予感です。

「寝るまえ1分おんどく366日」で読む力がぐんぐん上がる!

毎日1分の音読で、確実に読解力がついていく音読脳トレーニング「寝るまえ1分おんどく366日」。

音読が苦手な子どもでも自信がつく、難易度別のお話と短時間でできる気軽さで、ぐんぐん脳が育っていきます。

読解力がつくだけでなく、寝る前の習慣として取り入れることで良質な睡眠を促し、気持ちの良い朝を迎えられるという思わぬメリットも感じられます。

ぜひ実際に手に取って、新しい習慣の一つとして、音読トレーニングを取り入れてみてくださいね。