プログラミングの勉強を知育玩具で!体を動かしアクティブに学ぼう

小学校でプログラミング教育がスタートし、おうちでプログラミング的思考を身につけられる玩具を探していらっしゃるご家庭も多いのではないでしょうか。

今回、ご紹介する「ラーニングリソーシズ レッツゴーコード」はパソコンを用意する必要もなく、体を動かしながらプログラミングの概念を学ぶことができる知育玩具です。

ゲーム中心の遊びに変わってきた我が家の3人のこどもたち(年長・小2・小5)にも、たまにはアクティブに楽しんでもらおう!と試してみることにしました。

ラーニングリソーシズ レッツゴーコードとは?

メーカー:Learning Resources(アメリカ)

発売元:株式会社ドリームブロッサム(日本)

価格:Amazon 6,805円(税込)

対象年齢:5歳以上

【セット内容】

・コーディングカード(両面・20枚)(約12.8cm×約12.8cm)

・迷路マット(4色×5枚 20枚)(約24.2cm×約24.2cm)

・ロボットカード(2枚)

・アクションカード(4種×2枚 8枚)

・アクティビティガイド(英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語)

・アクティビティガイド(日本語)

迷路マットは約24.2cm!ほどよい大きさで遊びやすい

購入する時に気になった点は、マットが大きすぎないかということです。

リビングで遊ぶ時にすべてのマットを広げて遊ぶことができるか、収納時に邪魔にならないかが気がかりでした。しかし実物は一辺が30cmの定規よりも短く、とてもコンパクト!問題なくリビングで遊ぶことができました。

マットやカードを入れるボックスも、約25.5cm(幅)×約15.3cm(奥行)×約28.3cm(高さ)とそこまでスペースを取らないので、収納にも困りませんでした。

どうやって遊ぶの?

遊び方の基本

まずは迷路マットで好きなコースを作ります。つぎに「前へ」「左を向く」といった内容のコマンド(指示)が示されているコーディングカードをゴールまで到達できるように並べてみます。

果たして、自分が考えた順番でゴールに辿り着くことができるのか。実際に自分がロボットになった気分でマット上を進んでみます。うまく進めなければ、どこかのコマンドが間違っているということ!トライアンドエラーを繰り返しながら、ゴールを目指す遊びです。

最初はアクティビティガイドの最後に記載されている迷路のサンプルを真似してみるとスムーズに遊べるのでおすすめです。

「協力プレイ:2人」に挑戦

このプレイでは2人1組になり、1人(A)が迷路を作り、もう1人(B)がコーディングカードを並べます。Bがコマンドを読み上げ、Aが指示どおりにマット上を進んでいき、ゴールを目指します。

我が家では、年長の娘と小2の息子にはAが大人気!迷路を考えて、ロボットになったつもりでマット上を歩けるのが楽しかったようです。小5の息子はコーディングカードの順番を考えることができるBが、謎解き感覚で好きだったようです。

つぎは「協力プレイ:チーム」をやってみよう

遊び方は2種類あり、1つ目は役割分担のプレイです。

迷路を作りコマンドを聞いてマット上を進むチームと、ゴールまでの行き方を考えてコマンドを伝えるチームに分かれて、ゴールまで協力しあうというもの。

2つ目は、2つのチームが同じ迷路上(スタートとゴールは別々)でそれぞれが同時にプレイする遊び方です。我が家では迷路上が混みあって軽く小競り合いに。意外なところで兄妹の仲の良さが試されます!

スペシャルカードを追加!クリティカルシンキングを鍛えよう

コーディングカードには、クリティカルシンキング(批判的思考)を高めるためのスペシャルカードとアクションカードも含まれています。

ゴールの目印となるロボットの落とし物「スプリング」や、それを拾える「キャッチャー」などがあり、これらの特徴を理解してからスタートすれば、プレイの難易度もアップします。

こどもたちの気づきは実にさまざま

年長の娘は歩き専門!

まだまだじっくり考えるよりも体を動かしたい年頃なので、ひたすら指示を受けながらマット上を歩いていました。ただ進んでいるようでも、コマンドを聞きながら進むので、プログラミング的思考(ここでこんな指示を出すのか!など)を自然と理解しているようでした。

小2の息子、コーディングカード並べに最初は苦戦

最初はコーディングカードを並べていくのが難しかったようで、マット上に自分で立ってみては?とアドバイスしました。

「左か右に行く時は、前に進む矢印だけでは行けないんだ!左か右を向くためのコマンドも必要なんだね!」と気づいたようで、これこそ体を使いながらプログラミングの勉強ができていると感じました。

小5の息子「簡単だったけど…」

プレイ全体はとても簡単だったと言っていました。だからこそ「どうやったら難しくすることができるかな?」とスペシャルカードの置き方を工夫していました。自由にコマンドを作れる「?(クエスチョン)」カードもあるので、息子はマットを跳ねて進んでいた妹を楽しませようと、「ジャンプしながら進め」というコマンドを設定!ぐっとプレイが楽しいものになりました。

想像力、集中力、忍耐力がアップの予感。

コーディングカードを並べる時は、とにかくゴールまでの道のりを想像し続けなければならないので、意外にも集中力や忍耐力が求められました。

小2の息子は途中で集中力が切れ、小5の息子に代わってもらうことも。でも、あきらめずに楽しみながら遊んでいれば、自ずと忍耐力もついてくる予感がしました!
プログラミング的思考のみならず、大人になってからも役立ちそうな能力も鍛えられる「ラーニングリソーシズ レッツゴーコード」をぜひ試してみてはいかがでしょうか。