社会の重要ワードが学べる勉強本「知って話そうニュースの言葉」とは

目まぐるしく変化する社会情勢やグローバル化する世界で、日々新しい言葉をニュースやSNSなどで目にすることが増えてきました。

学校の社会や総合学習の授業ではほとんど学習しないニュースの社会分野。これからの時代を生きていくために必要なニュースの言葉は、小学生のうちから家庭学習として触れておきたいところです。

とはいえ、子どもに突然「ママ、パパ、今のニュースの〇〇はどんな意味?」と問われて答えに困惑するママパパも多いのではないでしょうか。

そんな困った!を解決してくれる本が「5分でわかる重要ワード 知って話そうニュースの言葉」です。

聞いたことはあるけれど、意味はよくわからない・・・といったニュースの言葉をたった5分で学ぶことができ、さらに言葉の理解を深めて、得た知識を友達や先生に話すことができるようになる学習本です。

親子で一緒にニュースの言葉を楽しく学び、日常の会話に取り入れてみませんか。

「5分でわかる重要ワード 知って話そうニュースの言葉」の概要

えほんの森出版の「5分でわかる重要ワード 知って話そうニュースの言葉」は、単行本と同じ四六版サイズの全160ページ。持ち運びに便利なサイズで学校の朝読書にも最適!

1,300円(税抜)でAmazonを始めとするネット通販や書店で手に入れることができます。

ジャンル別に重要ワードが分類されている

社会・政治・経済・科学・文化スポーツと、重要ワードがジャンル別に分類されている本書。時事的な言葉から、ニュースで多く使われる大事な言葉まで、分野別にまとまっているので理解が広がります。言葉のジャンルがわからない時は巻末の「さくいん」から調べられるのも便利!

1つの言葉はたったの2ページ!5分でわかる

意味のわからない言葉や興味の持てない分野の言葉は敬遠しがち。

1つの重要ワードにつき、5分で読み切れる2ページの構成になっているので、たったの2ページなら子どもが興味のない分野の言葉でも、「読んでみようかな」という気持ちにさせてくれます。

オールカラーのイラストつき

全ページ、オールカラーの構成で、ジャンルごとに色分けされているのも特徴。

1つの言葉にその言葉をイメージするイラストつきなので、勉強や読書というより絵本を読むような感覚で読み進めることができそうです。

重要ワードを知るだけでなく話せるようになる

本書が目指しているもの、それは「言葉の意味を覚えるだけでなく、その言葉の意味を理解し、実際に友達や家族と話ができるようになる」こと。

知識のインプットだけでなく、アウトプットも狙っているのです。解説本や暗記本はたくさん出回っていますが、得た知識を言葉にすることを目標にしている一冊は、なかなか出会えないでしょう。

実際に本を読んでみて〜親子で一緒に学べるニュースの言葉〜

好奇心は旺盛だけど、勉強は大嫌い!と豪語する小学6年生の次女。学校以外の自由時間はゲームや動画視聴に費やすことがほとんどです。少しでも時事問題や社会情勢に触れて欲しくて毎日購読している小学生新聞も、自分の興味のある分野しか目を通しません。

そんな次女ですが、ちょっと難しそうだけどニュースで見たことがある言葉を並べた本書に興味がある様子。

全ての漢字にふりがなつき!

「この本、読みやすいね!漢字全部にふりがながあるよ。何も気にせず読めるね。」

ニュースで使われる言葉を解説するには、わかりやすい文章を心がけても、どうしても難しい漢字が多く使われます。

小学生でもスラスラ読めるように、全ての漢字にふりがながつき、さらに英単語や略語にはアルファベットの読み方まで記載されていて、低学年の子どもでも1人で読み進められるようになっています。

各ジャンルの最終ページにクイズが設定!

読むだけではなかなか文章の理解は進まないもの。そこで、親子で一緒に各ジャンルの最終ページに設定されているクイズに挑戦!

お互いに負けたくないので、必死に覚える次女と確認に余念のない私。

すると、子どもの苦手なジャンルが浮き彫りに。

「LGBTってわからないよ」「円安は聞いたことあるけど為替相場は?」

ニュースで毎日触れていても身近に感じない言葉は、覚えるのに時間がかかりそう。

そんな時はわからない言葉のページに戻って学習。親子で読み返せば間違えた箇所の再確認ができます。

インプットだけでなくアウトプットできることを目標に!

おしゃべり好きだけど人に話を伝えるのが苦手な次女。この本の目標である「知って話す」は次女にとって最大の難関です。

会話や話し合いが苦手な子どもにもわかりやすいように設定されたのが「話し合いのルールとマナーを知っておこう」のページ。大人の私でも参考になる内容です。

さらに各ページには、「こんな話をしてみよう」と話し合いのヒントやポイントが紹介されています。

関心を持った話題を、自分の言葉で誰かに伝える練習にぴったりです!

「5分でわかる重要ワード 知って話そうニュースの言葉」は知識と説明力が身につく学習本!

ニュースの言葉を知って話せることを目標にした「5分でわかる重要ワード 知って話そうニュースの言葉」。

コミュニケーションツールになるだけでなく、子どもがテーマについて自分で考える力や誰かに説明する力がつく学習本です。

最初はわからない言葉があっても、うまく説明できなくても大丈夫!

ニュースで知らない言葉が出てきたら、すぐに本書を活用してみてはいかがでしょうか。親子でニュースの言葉を話し合うきっかけになれたら嬉しいですね。