幼少期からUNOが大好きな娘。目新しい物が何かないかな?と思っていたところ、見つけたのがこちらのゲームです。「頭のよくなるゲーム」という言葉も気になります。早速、家族でやってみることにしました。
頭のよくなるゲーム アルゴ ベーシック
「頭のよくなるゲーム アルゴ ベーシック」は、株式会社学研プラスから発売されています。購入価格は1,870円でした。算数オリンピック委員会 若杉英二氏、数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発したゲームです。集中力・記憶力・分析力が身に付き、論理的思考が向上、脳のトレーニングに役立ちます。
遊び方
アルゴは相手のカードの数字を当てるゲームです。箱を開けると、アルゴカード24枚とポイントチップが40枚入っています。アルゴカードは黒カードと白カードがあり、それぞれ0~11の数字が書かれています。かなり厚みがあって丈夫そうなので、長く使えそうな印象を受けました。
1人~4人まで遊べて、様々な遊び方があります。こちらでは基本編として、2人で遊ぶ方法をご紹介します。
準備
- 親を決めて、カードをそれぞれ4枚ずつ配ります。残りは山にして中央に伏せておきます。
- 配られたカードは各自、それぞれ確認して伏せて小さい順に並べます。白・黒で同じ数字がある場合は、黒が小さいこととします。
ゲーム進行
- 山からカードを引いて数字を確認後、相手の当てたいカードと数字を推理します。
- 引いたカードを裏にしたまま、相手の当てたいカードの前に置きます。「アタック、8!」というように推理した数字を宣言します。
- アタックされた側は、その数字が合っていれば「イエス」、違っていたら「ノー」と返事をします。
- アタックが成功した場合は続けてアタックするか、自分の列に伏せたままで並べるかを選べます。アタックが成功した場合は、何度でもアタックが出来ます。
- アタックが失敗した場合は、アタックに使ったカードを表にして自分の列に並べます。
勝敗
アタックを繰り返していき、最初に全てのカードが表になってしまった人の負け。全員が親になったら全ラウンド終了です。チップを使う場合は アタック成功の時や、ラウンドの勝者に点数が加算されていき、最終的に得点が多い人の勝ちとなります。
色、数字、ともに同じカードは1枚しかありませんので、自分の持っているカードや、表になったカード、並び順などを考慮し、相手の伏せられたカードを推理していきます。
実際に遊んでみよう!
3人プレイで実際に遊んでみました!3人や4人でのプレイは、最初に配るカードの枚数とチップの持ち点が異なるだけで、基本の2人ルールとほとんど同じです。娘はチップも使ってみたいということで、そちらも使ってみました。
チップを使う場合は、最初にチップ「持ち点」を持ってゲームをスタートします。アタックが成功した時は相手から10点をもらえます(「6」の数字だけはボーナス10点を追加でもらえます)。ラウンド勝者は「残ったカードの枚数」×10点が、他のプレイヤー全員からもらえます。
3人プレイの場合は230点のチップと、カードを3枚ずつ配ってスタートします。準備も整い、いよいよゲームスタートです!
最初は全部裏返っていますので、どう当てていくか悩みます。
当たると楽しい!
「最初は当たらないだろう」と思っていました。表になっているカードが少ないとヒントも少ないからです。最初は適当にアタックするしかありません。
でも何故か、娘は直感力を発揮し、相手のカードをどんどん表にしていきます!「なんで?!」驚く親たちに、得意げな娘の様子……。表になる瞬間は本当に嬉しそうです!
オープンになったカードから推理する
「白の10が表になると、1番右のカードは黒の11か白の11しかあり得ない……」表のカードが増えていくにつれて、ヒントが増えていることに気付きます。自分のカードと、場のカードを照らし合わせ、親も子も真剣です。直感ではなく、推理して相手のカードを当てられるようになってきました。
集中攻撃
2人からアタックされて、私のカードが全部表になってしまいました。1ラウンド目の負けが確定です!
私は自分のアタックした数字すら忘れて2度同じ数字を言ってしまい、娘に指摘される始末……。記憶力でも負けた気分です。カードが表になり始めてからは、連続してアタックされて、あっという間でした……。
ゲーム終了!
親を交代しながら3ターンして、その都度チップを渡します。「イエス!」「ノー!」の答えを待つ瞬間がかなりの緊張感です!「やったー!」「ああーー!」などの声が飛び交い、大盛り上がりしながら、ゲーム終了となりました!
娘、大量のチップを獲得して、圧勝です!大喜びでした。
1人プレイに挑戦!
アルゴには、他にも遊び方があります。2~4人プレイ、ペアプレイ、1人プレイ、パズル問題集も入っています。娘が1人プレイにも挑戦してみました。
遊び方の違う1人プレイですが、これが結構難しいです!3人プレイでは圧勝した娘も考え込んでいました。
カードを縦に8枚、表にして並べます。伏せたカードの山から1枚ずつ引き、先ほどのルールと同じく、並び順が合うように考えて置いていきます。全てのカードを縦8枚、横3枚並べ終えたら成功です。間違えたら、そこでゲームオーバーとなってしまいます。
3回やってみましたが、どうしても、途中で間違えてしまいます。うっかり右に小さな数字を置いてしまったり……。安易にカードを置いても成功しないので、かなり集中している様子でした。
まだ遊びたい様子でしたが、日を改めることにしました。グループでのプレイも、こちらの1人プレイも、かなり楽しかったようです。
親にとっても良い脳トレになりました。「頭のよくなるゲーム」また家族で挑戦してみます!