知育玩具「回路パズル」でエンジニア気分!電気回路を勉強しよう

デジタル社会が進み、小さい頃から身のまわりにスマートフォンやカメラ、パソコン、テレビなどが沢山ある中で生活している子どもたち。

小5の息子は、電子機器を操作するのが好きなようで、普段から携帯の画面をミラーリングしてテレビに映すなど、家族が携帯を便利に使えるように工夫を凝らしてくれます。

以前、理科の授業で習った電気回路に興味を持っていたので、家にいながらも遊び感覚で電子機器の仕組みを学べる「回路パズル」にトライしてみることにしました。

RiZKiZ「回路パズル」 実験数は188通りも

今回購入したのは、RiZKiZという国内メーカーから販売されている「回路パズル」です。プラスチックのパーツを一枚の基盤上で組み合わせながら、電気回路を組み立てていきます。

ユーザーガイドには、回路の図式や電気回路図まで記載されていて、理科の知識が遊びながら自ずと身につきそうです。

今回は、実験数が188通りのタイプをチョイス!ほかに390通りの実験数にチャレンジできるタイプもあり、「シンプルな電報」「FMラジオの自動選局」「タッチで作動する音楽」など面白そうな回路が紹介されていました。

RiZKiZ「回路パズル」

188通り 4,200円(税込)

390通り 5,980円(税込)

※Amazonでの販売価格※両タイプ、ともに単3形アルカリ乾電池×4本は別売り

はんだ付け不要、安心して遊べる!

電子部品の接合には通常「はんだ付け」という、熱で溶かして固める作業が必要ですが、「回路パズル」ではパーツがスナップボタンになっているので、やけどをする心配もありません。

ひたすらパチン、パチンと留めていくだけ!しかも外すのも簡単!息子もストレスを感じず、組み立てていました。

しかも、この留める時の音が気持ちよくてストレス解消になる!と意外なところでも楽しんでいました。

簡単に組み立てられるところが大きなメリットですが、電池をショートさせないためにも、正しくプラス(+)、マイナス(-)の極性を使用する必要があるため、最初は大人が一緒に確認しながら始めるといいと思います。

パーツには電気回路も記載。自然と覚えられる

一見、形が同じように見えるパーツでも、それぞれにボタン、スイッチ、バッテリー、スピーカーなどの様々な機能がセットされています。

一つひとつ番号がふられ、色分けもされています。パーツ自体に電気回路図までプリントされているので、何度も目にするうちに自然と覚えられてしまいそうです。

ユーザーガイドでも写真や絵と共に詳しく説明されているので、確かめながら進めることができました。

実験開始!光、磁気、音、雨、手…なにで作動させる!?

188通りある回路には、ユニークな動作があって、息子もどれにしようか目を輝かせていました。

「光で切り替えできるスペースサウンド」「磁気で作動するマシンガンの発砲音」「音声で作動する遅延機能付きLED」など、音が出るものも多く、子どもが楽しめる仕掛けがちりばめられていました。

雨で作動する点滅LED

息子の中で、「電子機器は水に濡らしたら故障するかも!」という思いが強かったようで、「雨で作動する点滅LED」というテーマが不思議に思えたようです。

本当に濡らしてしまっていいの?と最初は恐る恐る、回路の一部のタッチプレートに水を垂らしていました。するとLEDが赤く点滅!

「おお〜!!」と思わず歓声をあげていました。

ユーザーガイドには、テレビのリモコンなどに使われているタッチプレートの性質が分かりやすく書かれていて、息子も「へぇ〜!人の皮膚の性質を使って電気を流すパーツなんだ!」と驚いていました。

オリジナル回路を作って、気分はエンジニア

いくつかの回路を作って要領を得たら、待ちに待ったオリジナル回路の作成タイムに!

ユーザーガイドに「絶対に電池をこのように接続しないでください!」という回路を組む時の注意事項が書かれているので、そこはしっかりと確認し、自由に組み立てていました。

「リードスイッチに磁石を反応させてライトをつけてみた!同じタイミングでプロペラもまわしてみた!」と、弟と妹に披露していました。プロペラは思いのほか勢いが強く、子どもたちはその動きに興奮!みんなで盛り上がっていました。

繋ぎ方が間違っていればライトがつかないなど、組み立てた回路が正しいかの結果がすぐに分かるので、手を動かしながら試行錯誤できるところが「回路パズル」の魅力です。

家族全員で楽しめる、優れた知育玩具

最初は小5の息子がメインで遊ぶかなと思ったのですが、小2の弟や友達、親の私まではまりました。

小2はまだ理科を習っていないため、感覚で組み立てながら遊んでいました。そのような時は大人が見守る必要がありますが、子どもの自由な発想にこちらもワクワクしてくるほどでした。

「さっき弱い力でプロペラが回っていたのに、いまこことここを繋いだら強くなった!」と嬉しそうに語る姿に「回路パズル」の計り知れない可能性を感じました。

長男は、理科の授業で電気回路になじみがあっただけに、楽に組み立てていくことができました。電流の流れもしっかり理解していて、これからのアレンジも楽しみです。

この商品は、こう組み立てたらこうなるという想像力や、トライアンドエラーを繰り返しながら試していく力をも養っていけそう!そう期待しています。

ぜひみなさんも「回路パズル」を家族で楽しんでみてください。