算数のかけ算につまずいた時には「kukupon!」で九九の勉強を

小学校2年生で学習する掛け算九九。わけもわからずただ覚えさせられて、それをきっかけに算数嫌いになる子もいると聞きます。


実際、私の娘(小2)のクラスでも九九の学習が始まりましたが、覚えるのに手一杯で大変そうです。「もう、算数イヤだ…」と学びに向かう姿勢が後ろ向きになってきたので、楽しみながら学べるものが何かないかな?と思っている中、発見したのが『kukupon!』です。
今回はこの『kukupon!』で遊んで、娘の学びに向かう姿勢がどう変化したのかをお伝えします。

『kukupon!』ってどんな教材なの?

『kukupon!』は、算数・数学に特化した学び・遊びの場を届ける「株式会社math channel」の商品(価格:1650円)です。『「わかった」「おもしろい」の感動を体験しよう!』という企業理念のもと、さまざまな教材を作ったり体験講座を開いたりしています。

https://minne.com/items/13917820

我が家には小学生の娘(小2・小5)がいますが、特に小2の娘は算数が苦手です。『kukupon!』が九九に後ろ向きになっている娘の背中を押してくれるのではないか?と期待して購入しました。

『kukupon!』を試した方の多くが「算数が苦手だったのに楽しめました!」「九九を覚えられました!」とレビューしていたことも、購入の決め手になりました。

『kukupon!』には、数字カードと九九カードが36枚ずつ、計72枚のカードと説明書が入っています。シンプルで見やすいデザインは◎!


説明書にはルールが細かく解説されているので、小学生が読んだだけでしっかり理解するのは難しそうでした。
そこで、ルールブックに記載されていた公式のルール説明動画(YouTube)をみると…
すぐに「やりたい!やりたい!」と言う娘たち。
わかりやすい説明動画があって、非常に助かりました。

おすすめの遊び方その①「九九あわせ」

掛け算九九を学ぶ上で、最初の難所が「九九の暗記」です。九九を覚えないことには授業の内容も理解できないし、そもそも計算ができませんよね。


でも、子どもたちにとって「闇雲に覚える」というのはかなり難しいこと。しかしこの『kukupon!』では、ゲーム感覚で九九を覚えることができるようです。

そこで、九九の暗記に最適なゲーム「九九あわせ」をやってみました。


「九九あわせ」では、九九カードと数字カードをめくり、正しい掛け算の答えになったらカードを取ることができます。例えば、写真のように真ん中に「5」の数字がある場合、数字カードが「7」なので、九九カードは「35」になる数式が正解です。
式と答えで神経衰弱を行うこのゲーム、まだ掛け算九九を習い初めたばかりの小学2年生でも楽しみながらできました。

娘は八の段、九の段が苦手ですが、このゲームを通して全て覚えることができました!やはり楽しみながら学ぶとどんどん吸収し、身についていくんだなぁ〜と実感した出来事でした。

おすすめの遊び方その②「九九かるた」

「九九かるた」は数字カードを使って九九を考えるゲームです。

例えば、数字カードが2と3と4だとします。この3つの数字から作れる九九の組み合わせは、6と8と12となり、3人がカードを作ることができます。たくさん九九を作れた人が勝者となります。


このゲームは通常のかるたとは異なり、読み手不要の新感覚かるたです。我が家ではお友達が来た時に『kukupon!』で遊びましたが、白熱した戦いが繰り広げられました。


作れる九九の組み合わせが一通りではないため、カードを取るチャンスが多いこのゲームは人数が多ければ多いほど盛り上がります。特に九九を学習した小学3年生以降におすすめです。

おすすめの遊び方その③「九九ぽん!」

カードバトル式の遊び方「九九ポン」は「上級者向け」とされていますが、小学校5年生の娘は楽しんでゲームに参加していました。


九九で楽しむ「大富豪」のようなゲームで、手持ちのカードを使い切った人の勝ちというルールです。大人と一緒に互角に戦えるので、娘は「もう一回しよう!」と言い、何度もゲームをすることに…。

手札が最後の1枚になったら「くくぽん!」と宣言するのですが、合言葉の「くくぽん!」にどハマりした娘たち。我が家の中では「くくぽん!」が飛び交い、笑いの絶えない様子でした。

算数嫌いでも楽しく学べる『kukupon!』

『kukupon!』の良いところをまとめてみると…

  • ゲーム感覚で楽しみながら学習できる
  • 使用者のレベルごとにゲームができる
  • 大人も子どもも一緒にゲームできる
  • 一人から大人数まで、人数を問わずに遊べる
  • 高学年の九九の復習にもなる

などが挙げられます。

良いところをあげるとキリがないですが、何よりも子どもたちがワクワク・イキイキと学びに向かう姿が印象的でした。


中でも小2の娘には大きな変化がありました。普段は算数の宿題を後回しにする娘ですが、『kukupon!』をして以来、真っ先に算数の宿題をするようになったのです!


「どうして算数からやるようになったの?」と聞くと、「わかったら楽しいから」と言っていました。ゲームや遊びの中で「わかる」を体感するとこんなにも変わるのか!とびっくりしました。


コロナ禍でなかなか外出ができない今、新感覚ゲームでおうち時間を有効に、学び深いものにできるアイテムです。