「四字熟語は覚えるのが難しい…」と、漢字や国語に苦手意識を持っているお子さんは多くいます。暗記分野になると保護者がサポートできることが限られてしまうので、見守るしかできず、もどかしく思うことも多いですよね。
今回は国語の勉強に役立ちそうなアプリ「熟語消し」(四字熟語のことわざ慣用句ブロック)を、中2の娘と一緒に体験してみました。「熟語消し」は、漢字ゲームだけではなくパズルなどの脳トレも楽しめる盛りだくさんなアプリでした。
アプリの詳細や実際に使った感想をレビューしているので、ぜひご覧ください。
「熟語消し」(四字熟語のことわざ慣用句ブロック)の概要と入手方法
Kerun Gamesが提供している「熟語消し」は、複数のゲームがひとつのアプリ内で体験できる楽しいコンテンツです。
我が家には、中学生と小学生(14歳・9歳・6歳)の子どもがいます。「四字熟語」というタイトルを見て「長女(中2)しかできないかな?」と思っていたのですが、想像以上にたくさんのゲームが入っていて、どの年齢でも遊べました。
「熟語消し」の入手方法は以下のとおりです。
入手方法 | App Store:取り扱いなし GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/datasafety?id=com.kerun.idiomblock.ja&hl=ja&gl=US |
提供元 | Kerun Games |
料金 | ダウンロードは無料/アプリ内課金あり |
2022年9月現在はGooglePlayのみ対応です。iPhoneではプレイできなかったので、今回はAndroidタブレットにダウンロードしました。
私は普段、子どもが使うアプリをダウンロードする際は提供元(誰が作ったのか)をチェックします。まれに、あやしいアプリを発行しているところがあるので、自己防衛のためにも詳細はかならず見るようにしているのです。
「熟語消し」(四字熟語のことわざ慣用句ブロック)の作者であるKerun Gamesを調べたところ、海外の企業のようです。韓国語のアプリも発行していたので、韓国の企業かもしれませんが正確な情報は見つけられませんでした。
少し気になったのは、利用規約がすべて英語だったこと。ほとんどの場合、アプリの利用時は「利用規約に同意したものと見なす」となっていると思います。細かい英文をすべて承諾してプレイを始めるのはなかなかハードルが高そうだと感じました。とはいえ、Google playにアップロードされている時点で一定の審査はクリアしているはずなので、必要以上には心配しなくても大丈夫だとは思います。
「熟語消し」(四字熟語のことわざ慣用句ブロック)を実際にやってみた感想
「熟語消し」(四字熟語のことわざ慣用句ブロック)のなかで、四字熟語に関係するゲームは下記の2種類です。
- 熟語消し
- 四字熟語クロス
熟語消しは、漢字が書かれたブロックのなかから正しい四字熟語を探しだすゲームです。自分で漢字を考えるわけではないので、部分的に習っていない漢字があってもそこまで大きな支障はありません。見やすい画面でテンポよく進むので、遊びながら熟語の復習ができます。
四字熟語クロスは、クロスワードと四字熟語をあわせたもので、熟語消しよりも難易度が高かったです。私も一緒にチャレンジしましたが、すぐに答えられない問題もありました。難しい熟語も多かったので、中~高校生以上向きだと思います。中2の娘も「難しい、これは習ってない…!」と言って、苦戦していました。
このアプリには、ほかにも「色水の並べ替え」「マッチブロック」「宝石消滅」といった、簡単に遊べるゲームが入っています。テトリ〇や、ぷよぷ〇のような、よくあるパズルゲームのようなもので、これらは小学1年生の息子も楽しめる内容でした。
ゲームで四字熟語を覚えられるのか?
「熟語消し」(四字熟語のことわざ慣用句ブロック)のアプリをやれば、四字熟語が覚えられるのか?という疑問ですが、回答は「役には立ちそう!」です。
ゲーム自体はシンプルな作りなので解き続けていくと単調になり、子どもは飽きてしまうかもしれません。ただ、このアプリはほかのゲームもプレイできるので、気分転換を挟みながら、1日10分でも取り組めば国語学習の足しになりそうだと感じました。
ゲームを通して視覚的に四字熟語に見慣れておけば、「見たことある並びだ!」と自然にインプットされる可能性もあるでしょう。クロスワードの要素もあるアプリゲームなので、連想してさまざまな四字熟語に触れられます。
ただし、このアプリのデメリットは広告が多めな点です。ゲームを進めていくとわりと高い頻度で広告に誘導されてしまいます。この点には注意しながら、アプリを上手に使えると良いなと思いました。
アプリゲームで四字熟語を克服しよう
「熟語消し」(四字熟語のことわざ慣用句ブロック)のアプリは、国語学習前のウォーミングアップにオススメです。なかなか勉強のスイッチが入らないときにも、リズムよく進むゲームなら取り組む気持ちになれることもあるでしょう。
我が家の娘も、テスト前は「やらなきゃいけないのはわかってるけど、やる気がでない」と毎回同じことを嘆いています(笑)。特に暗記するときは集中力がとても大切ですよね。やる気スイッチを入れるキカッケに、学習アプリが役立つことは多くあります。
あの手この手でさまざまな学習方法をぜひ、試してみてください。試行錯誤を繰り返せば、きっと子どもにマッチする勉強方法が見つかりますよ。