「小学4年生だしそろそろ都道府県の名前と位置をうっすら記憶して欲しい」と思っていたものの、自分が住んでいる自治体以外に興味を示さない小4長女。小1次女にいたっては居住都道府県すら怪しいものでした。そこで遊びの一環として都道府県の名前と位置を覚えられる教材を物色。出会ったのが「地図エイリヤン〜都道府県を暗記せよ」というアプリです。勉強感も薄く、ゲーム性が高いと感じてダウンロードしてみたところ、想像を超えた次女の食いつきにびっくり!さてその効果はいかに?さっそく我が家の使用感と子どもたちの変化をご紹介します。
地図エイリヤンは基本無料で遊べるスマホ&タブレット向けアプリ
地図エイリヤンはGoogleストア、App Storeのいずれでも入手できるアプリです。
地図エイリヤンの開発元はゲーミフィケーションを活用した学習アプリの開発に特化
地図エイリヤンを開発しているファンタムスティック株式会社は、東京都六本木を本社に構えるゲーム開発会社。同社はゲームの要素をさまざまな分野に活用する「ゲーミフィケーション」の理論を学習に応用したさまざまなアプリを開発している会社です。
「インプットに特化した学習プログラムを開発する」というビジョンを掲げており、地図学習のみならず、算数や漢字を学べるアプリを多数ローンチしています。学習について丁寧に掘り下げ考えている会社が開発したアプリだから、安心して子どもに渡せますね。
地図エイリヤンはどこまで無料?
無料で遊べるのは、以下の3エリアのみ。360円を支払うと全エリアが開放されます。
【無料で遊べるエリア】
- 北海道
- 東北
- 関東
子どもたちの食いつき度によって、購入するかどうかを決められるから、親にとっては大変嬉しい仕様です。
「無料で遊べるエリアが短すぎない?すぐ終わらない?」と思いますが、意外と長く遊んでくれます。北海道+東北エリアを一定回数クリアしなければ、関東エリアに進めないシステムだから、子どもたちのゲーム攻略熱が刺激されて◎。
秒で理解できる!地図エイリヤンの遊び方を説明
地図エイリヤンの遊び方は説明が必要ないほどにシンプル。始め方や基本の遊び方、ゲームの内容をご紹介します。
地図エイリヤンのスタート方法
【地図エイリヤンの始め方】
- App Store or Googleストアでアプリをダウンロードする
- プレイモードを選択してゲームを開始する
地図エイリヤンはアカウント開設や会員登録は不要で始められるから、保護者も子どももストレスフリー。親がある程度目を離していても、操作を誤ることはありません。
地図エイリヤンの遊び方
続いて地図エイリヤンの遊び方を解説します。
【地図エイリヤンの基本的な遊び方】
- プレイするエリアを選ぶ
- アプリの手本を真似して該当する都道府県をタップする
- 1ゲームが終了したら画面を連打してゲージを貯める
- 都道府県のキャラクターをゲット
地図エイリヤンは、都道府県に関する知識が一切無くても問題なく遊べます。「北海道!秋田!青森!」というように音声と地図上の表示で、リズミカルにお手本が流れますので、それを真似するだけ。真似する際はリズムに合わせる必要はないため、ゆっくり思い出しながらタップできます。
小4よりも小1がハマった! 子どもたちのリアルな感想
我が家の子どもは小4と小1の女児たち。もともとは小4の娘に都道府県を覚えて欲しくてスタートしたのですが、意外とハマったのは小1の妹でした。彼女たちのリアルな感想はこちら。
小4「簡単!もう攻略した!」
小4のお姉ちゃんは、最初こそ楽しく遊んでいたものの北海道・東北エリア(超序盤)をクリアする前に、「もう完璧にできるから」と当初の情熱を失ってしまいました。長女曰く「めっちゃ楽しいけど、すぐにできるから他のゲームのほうが楽しい!」とのこと。
ここは親の反省なのですが、お勉強ではなくゲームとして渡してしまったせいで、彼女はゲームとしてのおもしろさを期待しすぎた模様です。長女は任天堂スイッチの多くのゲームで遊んでいるため、それらと比較すると楽しさが少なかったのかもしれません。
小1「たくさんキャラを集めたいからもっと遊びたい!」
正直なところ、小1の妹が都道府県を覚えられるとは思っていなかったため、全く期待していなかったのですが小1女子のほうが熱心に取り組んでくれました。感想を聞いたところ次の点が気に入ったとのこと。
- 都道府県名のナレーションがかわいい
- たくさんクリアすると都道府県キャラがもらえて嬉しい
- 都道府県のことはわからないけど、太鼓の達人みたいでおもしろい
日常的にゲームをプレイしていない小1次女は、シンプルなゲーム性の地図エイリヤンを「とてもおもしろいゲーム」と感じたようです。
都道府県名と位置を簡単に覚えられて◎!学年が上の子には「勉強」として渡すとよいかも
地図エイリヤンをプレイした我が家の娘たちは、いずれも「たくさんの都道府県があること」そして「それぞれ地域に分類されていること」は理解できました。とくに地図エイリヤンにはまった次女は、プレイしたエリアに関しては都道府県名だけでなく位置もインプットできている様子。長女は次女ほどハマりませんでしたが、都道府県学習の導入はOKといったところです。
親目線で感じた地図エイリヤンが優れていると感じる点は以下の3つ。
- 無料アプリにありがちな広告が一切無い
- 続けたくなる仕組みになっている(ゲームを続けると都道府県キャラがもらえる)
- リズミカルな音楽とかわいいナレーションで「勉強感」がない
ただし我が家の場合は、長女に遊びのひとつとしてプレイさせてしまった点を反省しました。日頃からゲームに親しんでいる中学年以上の子どもにとっては、ゲームよりも勉強させられている感覚が強いかもしれません。ゲーム好きな子どもには「今日の勉強はこれだよ」と渡すと取り組み方に変化が出ると思われます。
逆にゲームをほとんどやらない子どもの場合は、小1次女のように熱心にとりくめるはず。お子さんの性格や環境に応じて、導入方法を工夫するとよさそうです。
都道府県暗期の導入にぴったり!まずは無料でスタートしてみよう
無料かつ良質な都道府県暗期アプリを探している保護者の方にとって、地図エイリヤンは最適解ともいえるアプリです。我が家では小1女子もしっかりと取り組めましたし、もっと低年齢であればさらにゲームとして楽しめると感じました。
「都道府県の暗記でつまづいている」
「そろそろ都道府県名くらいは教えなきゃ」
と感じている保護者の方はぜひ試してみてくださいね!